相場の節目と個別株の二極化
日経平均が23000円へトライする動きの中で、昨晩は米中貿易摩擦懸念の後退につながるニュースでNYダウも節目の25000ドルをトライする動きになっています。
株価が節目の攻防戦を演じている時は一時的な膠着感が出る一方で、その反動から一方向に大きく動きが出てきやすいので警戒が必要となります。
為替のドル円も110円の節目で攻防戦になっておりますので、リスクオンに傾ききれないところがあるのだと考えられます。
今日でひとまず決算シーズンも千秋楽を迎えますが、おおよその日経平均のEPS(1株あたり利益)は1670円、PERは13倍台半ばといったところにあります。
日経平均がPER15倍程度に戻るだけでも25000円くらいまでの上値余地を見込むことができるのですが、ややモタついている感じが売りにつながって利益確定を優先させているものと考えられます。
市場ショック後は短期目線に寄っていく投資家が多いのですが、月並みの銘柄ではボラティリティが縮小してますので、十分な利益を見込みづらいかと思います。
多くの投資家から尊敬を集める有名なスキャルピングトレードの名手もボラティリティが無いとデイトレで利益をあげづらいと語っていますので、6/12の米朝首脳会談までの向こう1か月くらいはスイングトレードが有効かもしれません。
また物色先としても好まれやすいのは、少ない資金で動く低位株などになってまいるかと思われますので今朝から募集開始の【大陽線カーニバル銘柄】のような銘柄は一撃必中になってきてもおかしくありません。
JALCO(6625)のような相場になってくれることを期待しています。
米国株は8日続伸で、さすがにそろそろ休憩をはさむかもしれませんが、日経平均と違って一気にNYダウ25000ドル突破となれば明日の市場雰囲気はガラッと変わってリスクオンに傾く可能性もあります。
明日以降では相場が節目に差し掛かってきている点と、決算内容をうけて強い銘柄と弱い銘柄の二極化が進んでいきやすい点を意識しながら取り組んでいくことといたしましょう。
【 人 生 の 格 言 】
『 一足飛びの成功はありえない。毎日、少しずつ前進していけば、いつか成果を収めることはできる。 』
(ファーストリテイリング創業者 柳井正)
それでは、明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日紹介した銘柄】
JALCO(6625)
執筆:加藤あきら
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