金利上昇をどう捉えるか
昨晩の海外市況。
米国株は3指数揃って反落し、
NYダウは一時270ドル安を経て終値では193ドル安。
ここまで連騰してきただけに、
米長期金利の急激な上昇が利益確定売りを誘った模様。
米10年債利回りは一時3.09%と6年10か月振りの高水準を付け、
終値ベースでは3.08%。
ドル高が進行し、ドル円は110円20銭近辺。
本来であれば金融株が買われるはずの金利高だが、
米ゴールドマンやJPモルガンが下落。
これは金利の上昇が市場の許容範囲を超えたことを意味するのだろう。
いわゆるゴルディロックス相場は、
絶妙なバランスの中成り立っており、
それを否定する動きは株安につながることとなる。
さて、本日の日本株。
前場の日経平均株価は86円安。
為替が円安に振れていることもあり、下落幅は限定的だが、
やはりというか、昨日コラムで指摘していた展開に。
直近の相場はいわゆるCTA等のプログラム売買比率が拡大しており、
どうしても一方通行的な値動きとなりやすい。
押し目買い等を入れる場合も十分に引き付けないと、
あっさりと貫通してしまう可能性があることは頭に置いておきたい。
今日のチャートチェックはここいら。
アルヒ(7198)、イチケン(1847)、東京コスモス電機(6772)。
執筆 相場師 徹兜
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