需給的な仕掛け売りは良い買い場に
昨晩の米国時間終盤に米韓首脳会談の中で米朝首脳会談の延期可能性が高まったとのニュースが利益確定売りを誘発、
本日の日本市場は朝方からやや軟調スタート、10時頃から海外勢の先物売り中心に機関投資家の売りが相次いで地合いが悪化しています。
全体としては地政学リスクを意識したリスク回避モードに入ったと言えそうです。
足元で日米ともに主要指数は節目到達で達成感もありましたから、利益確定売りは出やすい局面です。
では、目先の調整について気になるところですが、日経平均は25日移動平均線付近の22500円を割れるところを意識しておくべきで、時期としては6月SQ前には出直ってくると考えられます。
6/12に予定されていた米朝首脳会談の実現時期がいつにずれ込むのかは今週末くらいには追加の候補日などが示されるのではないでしょうか。
投資家心理が改善してきたところでしたので、下げには必要以上に敏感になりそうです。中期的な上目線は変更なしで良いかと思いますので、目先で極端に押すような場面は買い対応でよいでしょう。
つまり、来週前半にかけてのところは買い場ということになります。出遅れていた投資家にとっては願ったり叶ったりと言えます。
また、市場は地政学リスクを意識しているのですから、細谷(4274)、石川(6208)、重松(7980)、豊和(6203)などのお馴染みメンバーが反応し始めましたので、6月までの期限つきで要監視です。
相場の不透明感が高まってきたことによって、思惑株・材料株が買われやすくなってきましたので、本日公開した【大陽線カーニバル銘柄】のような低位株、例えば小僧寿し(9973)のような銘柄も値動きの軽さ意識で資金が入りやすくなってきそうです。
さらに、将来のお宝候補株にとっては良い仕込み場が来ていることでもありますから、その筆頭候補でもある【金の昇り龍銘柄】も利益の値幅が拡大すると考えればまさしくチャンス到来と言えるでしょう。
【 人 生 の 格 言 】
『 いつの時代も「世界は一瞬で変わった」とみんな錯覚するんだけど、本当はその前に変わっているんですよ。 』
(ファーストリテイリング創業者 柳井正)
それでは、明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日紹介した銘柄】
細谷火工(4274)
石川製作所(6208)
重松製作所(7980)
豊和工業(6203)
小僧寿し(9973)
執筆:加藤あきら
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