3日続落の全体相場で新興見直しムード続く
昨日に続いて為替の円高攻めと日経先物売りが勢いを増してきました。
日経平均採用の大型株を中心にキツイ売り仕掛けが中小型株市場にも波及してきています。
日経平均としては久しぶりに大きな下げに見舞われているかたちですが、出遅れていた中小型株市場にとっては今後どの程度影響が及んでくるのかは不透明な部分が強いでしょう。
今のところ大型株に対して中小型株の方がやや底堅い動きがみられており、これから大型に引っ張られるのか、あるいは逆行するのかは来週の動きにかかってくると言えそうです。
先週末のコラムで注目した5月の米FOMC議事録公表によって、米国の利上げ期待で買われてきたドルが「思惑で買い、事実で売る」の格好となっており、さらに6月の利上げに対してもハト派的な印象が伝わってきています。
そこまで利上げを急いでないとすれば金融引き締め観測は和らぐこととなるため、株式市場にとっての調整局面はやはり一時的なものと考えられます。
株価反応は特に自動車や海運などの景気敏感株の下げ方が際立っていますが、内需株においては下げ幅が限定的になっています。
中でも小型株は今月初めに銘柄公開した【ゴールデンゲートブリッジ銘柄】やレノバ(9519)などかえって程よい押し目から上昇へと転じる銘柄も散見されますので、逆行高する銘柄は意外に多そうです。
昨年末の【シルバテック銘柄】もすでに【第3利確ポイント】を達成していた銘柄ですが、直近で材料発表して再動意してきています。
全体が下げる局面でも上昇する銘柄はあって、ちょうど先週紹介していた銘柄たちが1週間足らずで20%近く上がっていますので、むしろ短期資金が集中しやすくなっています。
この中小型株優位の相場をうまく乗りこなして、【金の昇り龍銘柄】【銀の昇り龍銘柄】をWで仕込んでいきましょう。
【 人 生 の 格 言 】
『 理想を持つと持たない、夢を持つと持たないでは全然違う。 』
(ファーストリテイリング創業者 柳井正)
それでは、明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日紹介した銘柄】
レノバ(9519)
執筆:加藤あきら
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