リスクオフからリスクオンへ
市場の視点は欧州の次にまたしてもトランプ政権の通商政策に移っていきましたが、鉄鋼とアルミの輸入に関して除外対象としていたEU、カナダ、メキシコに追加関税を発動するというのは本気なのでしょうか。
国際社会の中で方針が急に変わるのは今に始まったことではありませんが、最終的にアメリカがイニシアティブをとろうとしているのなら、トランプ米大統領の決断は将来の可能性を狭めてしまっているような気がします。
そういう意味ではトランプ米大統領もリスクをとっているのでしょう。
為替市場ではドルが買われて円安方向に振れており、市場全体でみると緊張感はそれほど高まってはいません。
リスクオフが後退したところで米雇用統計を迎えるわけですが、為替動向をみるとファンダメンタルに目が向かいやすくなってくるのかもしれません。
今晩の米雇用統計次第で乱高下する可能性がありますが、最近のFRBでは利上げペース見直しやブレイナード理事のスタンスの変化などが出始めて読みづらくなっています。
ただし、今回のイタリア国債急落やECBの緩和縮小時期の延期など、金融引き締めに対しては緩和傾向が続く可能性が出てきています。
今の景気拡大の流れが息の長いものになるのとあわせて、インフレ率も安定して推移するのが理想的です。
そうすれば直近の良い流れが継続していきますから楽しみですね。
今日も話題性の高い岡藤HD(8705)やオウチーノ(6084)&みんなのウェディング(3685)、テリロジー(3356)などは非常に動きが良く、小型株の物色は注目しておくべき点です。
日経平均などは上値の重たさが感じられますが、こういった小型株の物色はまだ始まったばかりで、過去の傾向を辿っても向こう3ヶ月程度は続いていく可能性があります。
当然、今の市場エネルギーが強いわけではないので、それなりに銘柄の絞り込みは必要になりますが、相対的に内需系が強い動きになっていますので、その中で材料性がある銘柄などは大きく値幅が狙える可能性がありそうです。
あすなろの【スーパーカウンターアタック銘柄】は本日も大幅上昇となっていますので、投資家の皆さんも市場にスーパーカウンターを食らわせるつもりで材料株を狙ってみてください。
銘柄選びに迷われている方には、来週公開を予定している【キングファルコン銘柄】で是非大きな利益をその手に収めてほしいと思います。
【 人 生 の 格 言 】
『 ビジョンなき事業は売った方がいい。 』
(ファーストリテイリング創業者 柳井正)
それでは、明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日紹介した銘柄】
岡藤HD(8705)
オウチーノ(6084)
みんなのウェディング(3685)
テリロジー(3356)
執筆:加藤あきら
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