-ダウ堅調、日本株モジモジ-
あすなろ投資顧問
大文字(だいもんじ)恭平でございます。
まずは、昨日のNY市場の動向からです。
ダウ指数 +95.02ドル 25,241.41ドル (6/7 終値)
NASDAQ指数 -54.173ポイント 7,635.070ポイント (6/7 終値)
S&P500 -1.98ポイント 2,770.37ポイント (6/7 終値)
昨日の欧州主要3指数は軒並み下落。新興国市場はブラジルの指数が大きく下落。NY市場はダウ指数が大幅反発の+95.02ドル。ナスダック総合指数は史上最高値更新も、マイナス引け。これまで上昇していたIT関連に売り物が目立ちます。
個別銘柄ではFANNG銘柄が軒並み下落。冒頭で触れたように、Facebook(FB)など続落で、利益確定の動き。Alibaba(BABA)なども2%超える下落となり、買い一服感。リストラ計画を発表したMcDonald(MCD)が4%を超える上昇。原油価格の持ち直しでChevron(CVX)やGeneral Electric(GE)にも買いが入りました。
為替ドル/円相場は109円台後半で推移。米長期金利は2.9%台前半で推移。再びドル買い需要が出ていますが、メジャーSQを控えていますので急激な指数の変動などには注意が必要です。
日経平均は197.53円高の22,823.26円で取引を終えました。テクニカル面で見ますと、25日線をしっかり上抜けて来ましたので、一時的に利益確定の売りに押される可能性もありますが、基本的には上向いてくると見て良いでしょう。メジャーSQに向けてどのように動いてくるかが焦点となります。
個別銘柄では、ファーストリテ(9983)が引き続き大陽線形成。本日も強い買い気配となっています。資生堂(4911)なども指数を押し上げました。アステラス製薬(4503)などは、狙われたような下げ方をしています。しっかり上昇している銘柄の急落には注意が必要です。
マザーズ指数は、2.20%の上昇で取引終了。マザーズ指数は。5営業日ぶりの反発となりました。新興市場では、メルカリの上場に注目が集まっていると思われるため、19日近くまで大きな動きは出ない可能性があります。逆に指数ベースで行くともう一段下げる可能性もあるでしょう。
しかし、基本的には期待されている企業が上場するにあたって、市場にとってマイナス要因とは考えにくいです。ですから、個別で悪材料が出ていないにもかかわらず値ごろ感のある銘柄に関しては押し目を拾っていってもいいかと思われます。
例えば、オウケイウェイヴ(3808)などは売られすぎた感から自律反発の動きとなっていますね。チャートを見る限りでは、直近高値の5,880円と直近安値3,285円の半値戻しである4,580円付近までが狙い目では無いでしょうか。いずれにしても上昇してから飛び乗るのでは全然遅いですね。
他にも米国ではFacebookなど企業買収成功事例があるように、近年日本でもM&Aがどんどん当たり前のように行われています。もちろん新規事業の立ち上げよりも、すでに出来上がったスキームを獲得するほうが効率は良いと思われますから、業績の急拡大につながるケースもまま見られます。
最近ではシャープ(6753)が東芝(6502)のパソコン事業を買収する方針を固めたとのことで株価がピクピクしています。そのようなM&A期待の銘柄が現在『ザ・M&A銘柄』として公開されております。ここ数日は買いシグナルが点灯しているようにも見えます。
是非一度チェックしてみてくださいね。
それでは皆様、本日もおきばりやす〜
執筆 だいもんじ恭平
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