あすなろ会員の諸君、ごきげんよう。

株式市場に参加してくる投資家の目的は、
当然「投資で利益を上げること」だ。

様々なスタイルの投資家が存在するが、
株価に最も影響を与えるのは、
「短期的に早く資金を増やしたい投資家」だろう。

こうした投資家が株価の上昇に期待し、希望を持つのは、

企業が「変化する」時である。


例えば良い変化の例を3点挙げよう。

1．企業の増収増益

売上の伸びが大きく、
損益分岐点を超えて売上が伸びてくると、
利益への寄与率は急速に高まることになる。

例えば、アップルがIPodを発売した時のように、
今まで研究開発中心だった新規事業が新製品を出し、
それが急速に売れ出せば、一気に利益は跳ね上がることとなる。

2．増配、復配、株式分割

市場は「何年ぶり」といった大きな変化を好む。
例えば、10年ぶりの復配だったり、
5年ぶりの市況回復。
こういった材料は大きな変化を感じさせる。

3. Ｍ＆Ａ等による資本構成の変化、経営者の交代

経営方針等を含め、
「今後会社が大きく変化する」と市場で考えられることになる。

直近で話題になった銘柄にRIZAPグループ(2928)がある。
積極的なＭ＆Ａで拡大を続けてきた企業だが、
今回は下記3点を発表している。

・株式分割、
・新株発行及び売り出し、
・松本晃氏を代表取締役兼最高執行責任者(COO)に招聘。

新株発行は基本的に目先の需給悪化や、希薄化懸念が先行し、
売り材料となりがちではあるが、
それ以上の期待感から市場は買いの反応となった。

既に昨年大相場を演じており、
ここから参加する旨味は正直少ない。

つまりは変化が公になる前に仕込んでおく必要がある。

上手く行けばその後の急激な株価上昇が期待できるわけだ。

【ザ・Ｍ＆Ａ銘柄】
急遽、即日公開の特典と、本命の計２銘柄が受け取れることになったようだ。

どちらの銘柄も期待できる良い銘柄だ。
参加者は楽しみに待つように。

執筆　相場師　徹兜