〜【加藤の緊急フォローメール】〜
昨日は米中貿易摩擦懸念が表面化し、米国・中国の市場ともに大きな下落に見舞われました。
昨日の日本市場は先行して日経平均が400円超の下落となっておりましたので、本日はやや落ち着いた動きとなっています。
一方で新興市場の相場が不穏な動きになっており、ご不安の会員様も多くいらっしゃることと思います。
何よりも注目されるのは本日の中国市場ならびに米国市場の動きと思われますが、それ以上に懸念される点がここ最近の個人投資家の動きです。
とくに最近のメルカリ(4385)上場や仕手・思惑系の株価上昇が目立っておりますので、高値飛びつきの投資家は逃げ場を失って狼狽売りする懸念があります。
中小型株市場の動きからは、先週末あたりから個人投資家の追証が発生しているとみられ、マザーズ指数も年初来安値を更新しました。
基本的には追証発生から数日たった後が“相場の底”となるパターンが多く、目先は突発的に売られ過ぎた株のリバウンドを狙った買い場とみております。
さらに、日経平均ベースでは騰落レシオが80ポイントに接近し、3月以来の80ポイント割れも視野に入ってきました。これは市場全体の温度感を測る上では非常に有効で、80ポイント割れは売られ過ぎ水準とみられます。
また、新安値銘柄が100を超えてきていることも相場が底打ちする時の目安とされます。
ただし、本日のような相場でも2ケタ以上の上昇率で逆行高する銘柄もありますし、こうした相場を利用して個人が投げ売りした銘柄を下値で拾われている銘柄も多そうです。
今後の展望として、本日の追証発生で明日の朝あたりが一番安くなりやすいと考えられますが、売りが出切った後は4月にマザーズ指数が年初来安値をつけた時と同様に反発して戻りを試す動きになると思われます。
米中貿易摩擦もたしかに不安材料ではありますが、この前のイタリア・スペインの政局騒動にみられたように、【仕掛けはあくまで仕掛け】と割り切って相場をみておく必要があります。
本日から明日にかけては底打ちを探るタイミングで、言い換えるならば個人投資家にとっては【チャンスであることに変わりはない】と言えるでしょう。
今年になって何度目かわからない程に相場が振り回されていますが、下向きの相場でも耐えられるポジション量に調整しておけば、立ち直れない程の痛手を被ることにはなりません。
昨日のコラムでも書いた日本市場の下値メドを参考にしつつ、米・中の市場動向でも下値を確認した後の反発時機を探っておきましょう。
相場の反転を探りつつ、積極的な仕込み場を逃さないようにするのです。
『緊急特典 ザ・M&A銘柄』のように剛腕ファンドが買い上げるような銘柄はこれから続出してくることも考えられます。
こういった時こそ短期・中長期それぞれの目線を持ちながら、仕込み場を逃さないようにしていきましょう。
手前味噌ですが、本日は【社長大石VIP会員昇格銘柄】の募集が最終日となります。
市場が軟化している中で「VIP専用銘柄」を受け取れる機会ですので、相場の急落を利用して他の投資家に先がけた仕掛けを行っていきましょう。
【 人 生 の 格 言 】
『相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく』
(アメリカ著名投資家 ジョン・テンプルトン)
執筆:加藤あきら
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