おはようございます。

あすなろ投資顧問
大文字（だいもんじ）恭平でございます。

昨日のNY市場の動向です。

ダウ指数　　　-165.52ドル　　　　 24,117.59ドル　　 （6/27 終値）
NASDAQ指数　　-116.542ポイント　　7,445.085ポイント （6/27 終値）
S&P500　　　　-23.43ポイント　　　2,699.63ポイント　（6/27 終値）

　先週末の欧州主要３指数は軒並み上昇。新興国市場では中国が貿易摩擦懸念などで軟調。その他は高安まちまち。NY市場は主要３指数が反落。トランプ政権の強行姿勢に徐々に周囲の反応が色濃く出始めてるような展開です。

　個別銘柄ではトランプ政権の強硬策を嫌気されたIntel（INTC）が2％に迫る下落。米中貿易摩擦の影響を受けるとされるCaterpillar（CAT）なども下値の目処が立っていない状況です。原油高を好感されたChevron（CVX）やGeneral Electric（GE）、ExxonMobil（XOM）は逆行高となりました。

FANG株は軒並み下落で利益確定が優勢となりました。Alibaba（BABA）やMomo（MOMO）などの中国が関連している銘柄にも売りが出ました。

　為替ドル/円相場は110円付近で推移。為替はかなり粘り強い展開となっています。米長期金利は2.9％迫るシーンではドル買いが強まっています。利回りの上昇を受けて、株式から債券市場へ資金が流れているようです。債券市場の値動きにも警戒が必要でしょう。目先の目安としては、米長期金利が2.8％を割れくらいまでは債券に資金が向かいやすいでしょう。

　日経平均は70.23円安の22,271.77円で取引終了。75日線をサポートラインとして推移すれば、しばらくもみ合いは続くと見て良いでしょう。

　個別銘柄では、ファーストリテ（9983）が反発。資生堂（4911）なども指数を押し上げましたが、チャート形状はあまり良くないと言えそうです。5/14日に開けた窓を埋めに行く可能性もあります。

　マザーズ指数は、9.94ポイント上昇となんともチビチビした値動き。もう少し調整は必要でしょう。

最近ではビートHLDGS（9399）などが反発していますが、不用意に飛びつくと大きくやられるケースも増えていますので、注意が必要でしょう。

ガンホー（3765）なども好材料がでましたが、75日線でねじ伏せられるような展開。上昇してから買っては行けないという良い例と言えそうです。

こういった相場のほうが、良い銘柄が安売り状態で放置されているケースがよくありますので『仕込み時』と言えるでしょう。私はこのようなボラティリティが増す相場が好きなのですが、高値で掴まれてお悩みの投資家様のお問い合わせ、非常に多くなっています。含み損は確かに気持ちの良いものではありません。

度々お伝えしておりますが、「株は下がっている時に買って、上がっている時に売る」です。

まずはご自身のポジションのとり方などに改善すべき点が無いかのチェックされる事も資産を守る上で必要になるかと思われます。確かに全てが成功するわけではありません。ですから、一度二度失敗されても悩まれないでください。

全てを一気に取り返せるのも株式投資です。

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それでは皆様、本日もおきばりやす〜

執筆　だいもんじ恭平


※募集枠が満員になりますと徹兜をご指名いただいても対応できない可能性がございます。また鉄兜は一人しかいませんので、順次対応という形となります。ご了承のほどよろしくお願い致します。

■これ重要やでっ！！
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【為替】
110円台をウロウロ。為替は比較的安定的。

【株式】
引き続き22,000円台をモジモジする可能性。22,000円〜23,000円を行ったり来たりをしばしの間継続か。

【経済指標】
米・実質GDP　21：30