新興・中小型株は大底圏からの反発
海外の外部環境は欧米ともに堅調な動きが確認され、久しぶりに大型・中型・小型そろっての上昇がみられました。
小型株には見直し買いが広がって、これまで軟調な推移を続けてきた銘柄が反発する動きが目立ちました。
ソフトバンク(9984)は決算をはさんで3日連続での日経平均寄与度トップとなる上昇、1社で昨日の+68円に続いて+50円ほど日経平均を押し上げています。
一方で、本日13:30に決算発表のあった資生堂(4911)は上方修正を発表したものの織り込み済みからか急反落、同時刻の日経平均の上昇幅を打ち消すような売られ方をしました。
今年の2月にご紹介していました「5800円」からはPER55倍まで買われていますので、これはやむを得ないかもしれませんね。高値9250円ですから、時価総額2兆円だった企業が3兆円を超える企業になりました。
中小型株ではやはり最近、連日のように取り上げているテモナ(3985)が強いですね。
大幅増益のサプライズ決算とおまけに株式分割まで発表されました。
そうした意味では、今年2月にご紹介しているソネット・メディア・ネットワークス(6185)も増益決算と株式分割を発表してS高になりました。
この銘柄は株価もよく上下するのですが、ご紹介時の「2315円」からは高値+141%超【株価2.4倍】のパフォーマンスを記録しているだけに思いが深い銘柄です。半年が経過する前にもうひと伸びを見せてほしいところですね。
決算発表は本日引け後で235件、明日は358件、週末には577件が発表予定です。
決算シーズン後の夏枯れ相場を左右するのは個人投資家の資金力がどれほど回復してくるかでしょう。
やはりカギを握るのは新興市場が反発することだと思いますので、明日のマザーズ・ジャスダックの続伸に期待しておきましょう。
【 人 生 の 格 言 】
『 たとえ、リスクを踏んででも時期が来たらいつでも取り掛かれる用意を常にしておき、普通なら一年半かかるところを半年で完成させる。
そこに決定的な差が生まれるんです。 』
(信越化学会長 金川千尋)
それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日紹介した銘柄】
資生堂(4911)
ソネット・メディア・ネットワークス(6185)
執筆:加藤あきら
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