景気後退懸念のプレッシャーをはね除けて
またトランプ米大統領の余計な一言で昨晩の米国市場は急落に見舞われましたが、彼はマーケットフレンドリーなのかアゲンストなのか分からないですね。
昨日の大幅反落からリバウンドのきっかけをつかめないまま本日も続落でしたが、米国市場が800ドル超の下げにみられた割には下げ渋ったと言えるかと思います。
朝方の売り一巡後には押し目買いもみられましたので、市場は案外冷静だったと言えるのではないでしょうか。
昨日は為替を見ながらお取り組みするように念押ししましたが、朝方以外は押し目買いのタイミングに悩む投資家の方は多かったとと思われます。
市場に対する見方は日経平均21800円を基準に考えておけば、これより下は買いの上は売りといったざっくりとした投資判断で十分です。戻りが鈍いことはいつものことです。
たったこれだけのことですが、次のSQまでという期限つきで上記の目安は有効でしょう。少なくとも株価の値動きに振り回されるよりはパフォーマンスが向上するかと思われます。
指数の動きは非常に荒々しいものがありますが、個別株はしっかり安いところだけ拾えれば後は吹き値を形成するタイミングを待つだけですので、先物よりも難易度は低く利益もとりやすいでしょう。
今日の個別株は前日比プラスに転じた銘柄も多くみられましたし、戻りも強かったと思います。とくに建設や医薬品など内需株の強さが際立ちましたね。
できれば今日上昇したような銘柄を中心にポートフォリオを組んでいると安心感があります。
2018年は年間通して景気後退懸念のプレッシャーをはね除けながら相場が育っています。将来を楽観するか悲観するかを議論してもあまり意味がありませんので、少なくとも将来有望な企業に的を絞って投資していきましょう。
【 相 場 の 格 言 】
『 三割高下に向かえ 』
それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆:加藤あきら
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