利食い鮮明の市場で上手な立ち回り方
昨晩の米国休場からか今ひとつエンジンのかからなかった本日の東京市場ですが、買い方も売り方も動きにくそうな1日でした。
おそらく朝方に勢いよく買われた銘柄は後半にかけて尻すぼみとなり、逆に朝方売られた銘柄は引けにかけて買い戻されるといった方向感の無い展開だったかと思います。
ひとまず先週お伝えしておりました日経平均の20750円は月曜日時点で早々にタッチどころか20900円近くまで上がってましたので、その反動売りといったところでしょうか。
昨年12月末からの戻りの上値として20750円を達成しましたので、ひとまずは上昇一服で焦点は今週末からの日本企業の決算発表に移っていくことと思います。
本格化するのは来週火曜日あたりからで、まず注目されるのはこの前ネガティブ視された日本電産(6594)に続くエレクトロニクス業種でしょう。
上値は重たいながら崩れずにいる日本株を見ると、ここで一息ついているようですので、案外決算崩れなどは起こらないかもしれません。
1/31予定のファナック(6954)や村田製作所(6981)あたりがしっかりできるようだと、あとは銀行株などの時価総額が大きい業種さえ崩れなければ2月上旬に念願の日経平均21000円回復も見えてくるかもしれません。
逆にこのへんの主力株が無抵抗に売り崩されてしまうようだと下値として20000円を確認しにいく動きとなるでしょう。
それらの節目以外のところで売買するのは大してリターンも望めないかと思いますので、ゆっくり下がってくるのを待っておけばよいでしょう。
明日は【黄金時代誕生!ニューエイジ銘柄】が公開されますが、ここ最近の単発スポット銘柄では短期目標達成から利益確定指示の出ているものも多くみられます。
利食い資金は効率重視で強い銘柄を軸に回転させていくこともできますが、いかにベルトラ(7048)や農業総研(3541)のような強い株でも全体感無視でフルインベストし続ければいつかやられます。
利食いはこまめに、そしてリスクは取るべき時に取った方が結果としての利幅は大きくなると自分に言い聞かせて、来週以降の日本企業の決算動向を見ながらチャンスを待ちましょう。
【 相 場 の 格 言 】
『 三日待つべし 』
それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆:加藤あきら
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