外部環境込みで上昇する日本株の強さはホンモノか
今週は3日続伸でなんと本日の日経平均高値は21494.85円、21500円まであと一歩のところまで迫りました。
ここ最近は減少傾向にあった売買代金も膨らんで2兆円超えと市場雰囲気もようやく強気に傾いてきたようですが、騰落レシオはまだ「111.93」でそれほど過熱感はみられません。
昨晩は休み明けの米国市場ではNYダウこそ小幅高でしたが、景気の先行指標とされる銅相場が堅調な動きを示して高値警戒感を払拭しました。
本日の日本市場では住友金属鉱山(5713)やアルコニックス(3036)、CKサンエツ(5757)といった非鉄金属の会社が急動意しています。
直近売られたソフトバンク(9984)も反発して、市場全体のボラティリティも上昇してきた印象があります。
また、今週末の22日に、遅ればせながらREIT・ETF以外では今年初となる新規上場株式の識学(7049)を皮切りにIPO案件が増えてくることをにらんで、過去のIPO株に短期資金が向かったようです。
昨年の12月にこのコラム内でご紹介したマネジメントソリューションズ(7033)は大幅高で高値更新、今年に入って『大文字コラム』でご紹介のあったラクスル(4384)も2/14の長い上ヒゲからたいした休憩もはさまずに切り返してきています。
極めつけは昨年末に『後場の注目株』としてご紹介したベルトラ(7048)ですが、およそ2ヶ月足らずで株価は3倍をゆうに超えてきています。
IPO株は始めの段階から需給相場ですので「当たればデカいがリスクも大きい」の代名詞です。
そんなIPO株で大きなリターンを勝ち得る方法は“発想の転換”が必要になります。
詳しくは2/11のスペシャルポイントコラム『億万投資家が語る投資法の身に付け方』をご覧いただきたいのですが、ポイントコラムなので3000Pt消費します。
そう言えば、そのコラム内でご紹介した銘柄もあれ以来強い動きを見せてくれていますね。
さて、“発想の転換”についてですが、意外と簡単な方法で自分のメンタルブロックを克服できたりします。
例えばですが、「当たればデカいがリスクも大きい」と認識している事実を「リスクも大きいかもしれないが当たればデカい」と脳内変換を行うと、慎重になり過ぎている自分の背中を押してくれるかもしれません。
これの全く意味は一緒で、受け入れるべき現実も変わらないのですが、なんとなくの心持ち一つが変わると投資への向き合い方が変わってきたりすることを表しています。
それで無ければ今のような日経平均が21000円を超えて、年初来の高値を追っている相場で個別株の高値を買っていくことなどできるはずもありません。
こうした現象は、2016年夏場の参院選以降や2017年の日経平均16連騰の相場でも経験した方は多かったことと思います。
今の相場においてはリスク選好の投資家がリターンを享受する相場となっていますが、それに追随するか見送るかは投資家のスタンスの問題になってきます。
ただいま【あすなろフォロー祭り♪】期間中ですので、過去の銘柄を現在の市場環境に置き換えて再確認していただくだけでなく、自身の投資スタンスも確認いただくのがよいかと思います。
投資は結局のところ「自分との戦い」と言われますので、自分自身が順張りを好む投資家なのか、逆張りを好む投資家なのか、そして、時間軸は短期なのか、長期なのか、それによって銘柄や今の市場に対する見方が変わったりもするので、良い機会にしていただければ幸いです。
また、本日は加藤本命銘柄が前回お送りしたフォローの予言どおりに動意づいてきました。やはり3月までかかりませんでしたね。
昨日のコラムでもオススメしておりますが、今回の【ダブルセイバー銘柄】は最近の相場で多少動意づいているような銘柄とはモノが違います。
お伝えしていた特大材料が銘柄公開前に発表されるようなことがあれば、募集打ち切りの即時公開となるかもしれませんので、お早めに期待株を買い付ける準備を進めておいてください。
【 相 場 の 格 言 】
『 相場のことは相場に聞け 』
それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日ご紹介した銘柄】
住友金属鉱山(5713)
アルコニックス(3036)
CKサンエツ(5757)
執筆:加藤あきら
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