SQ通過で煮詰まり解消か!?アク抜け後を見越して仕込みを
為替が円安に振れてきてくれるともうひと伸びしてくれそうな日本株ですが、本日はメジャーSQを通過して穏やかな値動きとなりました。
外部環境ではきな臭いニュースが相次いで地政学リスクが高まっており、防衛関連株などが目敏く買われましたが、それらを割り引いても総じて堅調な動きでした。
今週も終わってみれば上に下にと往って来いの展開で、先週の戻り一服感から方向感を模索しながらもみ合い商状と言えます。
個人投資家にとっては中小型株は比較的しっかりの動きで、物色の中身を見るとテーマを中心に攻めている動きも確認できます。
5月の軟調相場で逆行高していたサン電子(6736)や、ここにきてしっかりの鉱研工業(6297)などを見ると個別で1本釣りされているものも多く目につくようになりました。
材料株中心に取り組んでいた方や時間軸を短く小刻みなトレードをされている方など、人によってその投資スタンスは異なるかと思いますが、今の市場環境ではいろいろ工夫を施して売買されていることでしょう。
ですが、ある程度市場も煮詰まってきていますので、そろそろ悪材料出尽くしに備えていく頃合いかと思います。
6月末のG20までは米国の中国に対するプレッシャーは強まる可能性はありますが、この先の売り仕掛け局面はむしろ買い場として積極的に待ち構えておきたい場面かと思います。
何を仕込んだらよいのか迷って動けない・・・とそんな方には単発スポットの【レイワサムライ銘柄】であれば迷わず仕込んでいただけることでしょう。
完全なアク抜けを待ってからと言うと7月になっても8月になっても不透明材料は残っているかと思いますので、いつの間にか夏が過ぎてしまっているかもしれません。
個人的には連日の薄商いで夏枯れ相場がひと足早く来ているとみており、物色もテーマ株や直近IPO株などが中心で、地合いが悪い時には低位株が噴き上げています。
5月の決算シーズンが過ぎても業績相場にはなっておりませんので、タイミング的には前期の配当金が払い込まれる6月下旬~7月にかけて、あるいは8月の第1Q決算を前に上方修正が出始める時期には好業績銘柄の物色が盛んになると思っています。
先行きの不透明感が晴れるのを待つというのも大事ですが、時間を味方につけながら少しずつ仕込み始めていけば大きな値幅が獲れるような気がします。
【 相 場 の 格 言 】
『今どきは人の行く裏道より表道』
それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日ご紹介した銘柄】
サン電子(6736)
鉱研工業(6297)
執筆者:加藤あきら
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