日本株は円高に苦戦するも、実は狙い目の銘柄が沢山
昨日に驚きの薄商いだった本日の東証1部売買代金は・・・1兆7,300億円!(前日比+3,000億円)しかし、2兆円割れであることは変わりありませんから、やはり薄商いだっと言えます。
昨晩の米国市場では、NYダウこそ小幅高でしたが、中小型株のラッセル2000やダウ輸送株指数が下落し、株式市場では利益確定売りが強まっている様相です。最近までけっこう上がってましたから仕方ないかもしれません。
一方、米10年債利回り低下で債券にも資金が向かっているほか、原油や金、ひいてはCRB指数の上昇が目立ち、コモディティにも資金が流れていることが分かります。
マーケット全体としては歪な動きで、リスクオンに向かっているのか、それともリスクオフに向かっているのか、従来の指標が教科書どおりに機能していない状況です。
ただこれは、とにかく金融資産が洗いざらい買われているような状況です。
会員様の中には「日本株は上がってないじゃないかー」と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、直近では為替の円高もあわせて深耕してきています。
ドル円の水準が1/3の値は例外として、実質的に年初来の安値を更新している状況ですから株式指数はだいぶ値を保っていると言えます。
先日もお伝えしましたように、米国も欧州も中国もその他諸外国も含めて、世界的な緩和競争が勃発しそうです。
財務省や日銀の口先介入だけで現在の円高が止むとも思えませんが、米10年債利回りも再び2%割れまで低下して、だいぶよいところまで来ています。
また、シカゴの投機ポジションも円ショートの巻き戻しがだいぶ進んでいるとみられますので、早晩のうちに為替も反転してくるかもしれませんね。
話変わって、トランプ米大統領が「現行の日米安保条約は不公平」と漏らしたことが伝わり、お馴染みの軍需関連株が動き出しました。
ストレートに防衛関連を狙いにいくのもよいですが、これで次の選挙の争点の中に安保改正が加わったり、今後、国民投票が行われる可能性も浮上してきたと言えそうですので、ソーシャルメディア関連を狙ってみてもよいかもしれません。
チャート形状で見どころがあるのはパイプドHD(3919)やカドカワ(9468)あたりになりますね。
また、全体の手控え感や5月の地合い悪化で、チャート形状が崩れているものが多く見受けられます。
ここは純粋にチャートの形状を見て需給がよさそうなものを選別物色していくのが手堅い戦略と言えるでしょう。
本日はニトリHD(9843)、コシダカHD(2157)、フェイスネットワーク(3489)、栗本鉄工所(5602)はチェックしておくとよいでしょう。
その他、アズーム(3496)も朝は良かったのですが、後場崩れたのが残念でした。
私はもうこの先バブルが来ることを想定して、株も為替も債券もみんな買われるかもしれないと思って強気前提で銘柄を探しています。
もし、今の相場で不安だな~と思い悩んでいる投資家の方は、弊社の大文字監修の単発スポット【大文字恭平S高候補銘柄】のサポートを受けながら売買していくとよいかと思います。
相場は常に不確実で、かつ可能性に溢れていますから、不安な気持ちでお取り組みするのはもったいないと思います。
投資家である以上、目線は足元だけでなく将来もしっかり見据えていかなければなりませんよね。
誰かがロスカットしたその株は私たちにとって将来のお宝となる株かもしれません。
【 相 場 の 格 言 】
『相場巧者は期待・悲観の大きさと現実との差を計る』
それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日ご紹介した銘柄】
パイプドHD(3919)
カドカワ(9468)
ニトリHD(9843)
コシダカHD(2157)
フェイスネットワーク(3489)
栗本鉄工所(5602)
執筆者:加藤あきら
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