決算後のアク抜けが期待される材料有望株
生活・健康産業分野における界面活性剤と高吸水性樹脂、自動車・エレクトロニクス産業向けの機能化学品などに強みがある。今年10月に日本触媒(東証1部:4114)との経営統合を進めてきたが、新型コロナウイルス影響から来年4月への延期を決定。統合では欧米の大手メーカーや新興国メーカーなどに対して競争力強化につなげる。少量多品種のクライアントニーズに応える同社のソリューションビジネスを磨くとともに、主要原料調達などで外部に依存する部分の効率化を図る。
業績面においては2/4に第3Q決算を発表、売上高は前期比4.4%減収、営業利益は同14.5%減益でやや計画未達懸念が残る。新型コロナウイルス影響および原油安の影響から業績は不安定さを増すと考えられる一方、自動車内装用の機能部材が伸びていることに加えて来春には次世代型電池の全樹脂電池の量産開始が計画されており、コスト優位性から早期に業績寄与してくることも期待される。
株価は3/17に安値3425円をつけて自律反発を見せるも3/27に高値4205円をつけた後はしばらくの間もみ合いが続く。来期の業績見通しに対する不透明感が物色手控えにつながっているとみられ、次回5/8に予定される本決算発表後の動意に期待しておきたい。
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