業績上方修正で出尽くし売り、値ごろ感復活で押し目買い妙味
半導体製造装置向けの薬液塗布装置や貼合装置、シリコンウエハ洗浄装置などに注力しながら、液晶用ガラス基板の薬液塗布装置では世界首位を誇る。精密な射出成形金型や樹脂成形品のほかメッキ処理装置などの表面処理用機器なども含めて開発・製造・販売を行っている。
業績面においては11/9に第3Q決算を発表し、売上高は20.1%増収、営業利益は3.4倍に急拡大した。アプリシアテクノロジー社の買収フル寄与に加えて半導体装置部門では利益率の高い装置の売上や金型・樹脂成形事業におけるコスト削減効果などで利益率が格段に向上した面も大きい。
株価は3/19に安値810円まで売られる場面があったものの、比較的戻りは早く5月にはコロナショック以前の水準を回復してそのまま1920円の年初来高値まで上値を伸ばした。夏場には景気回復の遅れや半導体産業における需要頭打ち観測の台頭などもあって調整局面を迎えたが、中長期的な成長シナリオは不変として出直り基調に入った。足元では戻りを試す動きが強まったが、上記決算で材料出尽くし売りに遭い、夏場の水準まで往って来いとなっていることから改めて投資妙味が感じられる。
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