強いトレンドライン形成に期待
主に機械や電子分野の技術者派遣を営む同社は、「生涯プロエンジニア(R)」という、派遣会社には特徴的な働き方を築いている。これは、プロのエンジニアとして働きながら定年到達を迎えた技術者の生涯キャリアを支援する取り組みのことで、同社の技術者の質を担保するという側面も備えている。業界首位の技術者数ながら質も維持しているという点が同社の強みといえよう。
5/11発表の本決算では、売上高が前期比4.3%の減収、経常利益が同20.6%の減益で着地。売上の主要素であるエンジニア稼働人員数の減少が影響した。ただ、エンジニア社員数は増加傾向にあり、稼働率も昨年10月をボトムに戻り基調にあるため、目先の不安材料は乏しいと見る。なお今期の業績見通しは非開示だったが、業績の大幅な落ち込みは無いと想定しているようだ。
株価は6200円台周辺の値固めが順調に進んでいるようで、6/9に年初来高値を更新した後に調整を強いられたものの、6200円台で反発を見せている。押し目水準が徐々に切り上がっており、目先は5日線を支持線としたトレンドラインの形成が意識されてくるだろう。直近の調整により、ボリンジャーバンドの2σから離れてきたため、押し目狙いを意識したスタンスも一考と思われる。
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