ようやく急反発。買いは慎重に
流通オークションなどを手掛ける企業で、扱う商品は「中古車」「花き」「医療機器」など幅広い。デジタル技術を活用した各種サービスが特徴で、ライブ中継オーディションや、デジタル端末を利用した商品の査定、WEB上の店頭小売商談サポートなどを実施している。2020年9月には、大阪を中心にブランド品や宝飾品等の買取及び販売を行う株式会社ギャラリーレアを完全子会社化した。
コロナ禍における中古車需要の高まりやライブ中継オーディションニーズの引き合いが強まった結果、今期1Q決算の営業利益は約18億円(前年同期比59.1%増)となった。通期の営業益は従来予想の約38億円から約45億円へ上方修正している。デジタル対応は高水準なため、後はM&Aを通し、ラインナップの増強を図ることにより業績のボトムアップが期待できよう。
株価は6/30から大きく調整後、自律反発により抵抗線である25日線を捉えるような動きを見せている。200~75日線などをクリアし、思わぬ下落のクッションとして機能するような指標が表れてきたため、とりあえず下値不安は和らいできたと見ていいだろう。後は5/12大陰線を吸収できるほどの底堅さが押し目買い水準である節目1400円付近で確認できれば、徐々に1500円を意識した動きに移り変わると考えられる。ただ25日線付近で上ヒゲが形成されているため、安易な買いは控え、売りが一巡するまでは買いを待つという忍耐力も求められよう。
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