13週線と26週線のゴールデンクロス接近
電気・空調・給排水・通信など、様々な設備を取り扱う北陸地域が地盤の企業。配電設備等の電力供給設備に係わる電気工事は、親会社である北陸電力(9505)を中心とする北陸電力グループから請負施工している。ただ、受注が同社に偏っているわけではなく、今期の得意先別受注高のうち同社が占める割合は1.7%程度と、同社の動向に事業が大きな影響を受ける可能性は低そうだ。
前期の受注高は前々期比16.8%減の約419億円で着地しており、主力である内線・空調管工事の受注減が響いた。ただ次期繰越高は同6.4%と小幅の減少に留まっており、その主因は情報通信工事などに限られるため、このような5GやIoTに関わる工事案件の受注営業活動を更に推進していけば、中長期での業績面の不安感は和らぐと見ていいだろう。
株価は5/21以降調整していたが25日線付近でのリバウンドにより緩やかに上昇。週足では節目1300円の壁は高く昨年11月頃から度々同水準で押し返されては戻りを繰り返すような動向。ただ6月中旬頃から13週線をサポートに上昇基調を強めつつあり13週線と26週線がクロスするようだと1300円という蓋の突破に期待がかかる。ただ週足の一目均衡表では遅行スパンが日柄調整により3月高値付近の形状を上から下に貫通するようであればシグナル転換も警戒されてきそう。
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