バリュー株へのシフトと市況改善によるいいとこ取り
同社はフェロニッケル(鉄とニッケルの合金)精錬で世界でもプレゼンスを確立している。11月10日発表の中間決算では経常益が約40億円で着地。フィリピン持ち分法適用関連会社の投資利益の計上のインパクトが大きいが、非鉄市況が好調に推移しており、営業損益も前年同期の5300万円の赤字から9.52億円の黒字へ大幅改善している。
ニッケル価格は昨年3月の約11800ドル/トンから足元では19900ドル/トンまで上昇。アナリストコンセンサスの経常益70億円(本決算)を上振れる期待感が浮上してきた。株価は節目2200円の突破が困難な様子だが、バリュエーションはPBR0.5倍台と割安感も。米国利上げ懸念台頭によるグロース株からバリュー株へのシフトが意識されてくれば、11月高値の2446円を早晩クリアーしても不思議ではないだろう。
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