登山と株式投資はちょっと似ているかも?
「山に登って下りてくるだけなんて単なる徒労じゃん」
「ドローンで撮った写真の方がキレイじゃん」
若い世代を中心に、こんな風に考えている方々は少なくないかもしれません。
しかしながら、あくまでも個人的な意見ですが、そういう方々は株式投資には向かないように思います。
相場に挑む「メンタル」面のトレーニングが終わってないように感じるからです。
夏休みで帰省中の私の娘から、唐突に「槍ヶ岳に登りたい」という話を持ちかけられたのは6月の終わり。
私は学生時代から30歳くらいまでの間に、日本の「屋根」と呼ばれる、南アルプスと北アルプスの山々を、縦走も含めてほぼ全て制覇しているものの、未だに娘と登山に出掛けた事はありません。
親父と行くより友人と行く方が楽しいでしょうし、そもそも私自身が、加齢とともに体力が落ち、もはや3000メートル級の山々に挑む気力がないからです。
「槍ヶ岳」は3度登っており、最後に登ったのは大学の体育の授業の一環で、槍ヶ岳に2泊3日で登れば単位がもらえる、というやつでした。
槍ヶ岳は日本で確か5番目くらいの高さを誇り、登山をなさる方々にはトップクラスの人気を誇りますが、私の印象は頂上までの往復の道のりが「かなり長い」・・。
ルートとスケジュールの検討で娘に付き合い、天候を見ながら、7月の3連休明けくらいのタイミングで、1泊2日での山行予定を立てていました。
もっと驚いたのは先週の金曜日でした。
同じように米国から帰省していた娘の親友と「おそろい」の「山靴」を新しく買ったので、
「槍ヶ岳」登山の「予行演習」のつもりで「脚慣らし」に選んだ山が、なんと富士山!
私、お恥ずかしながら、富士山には一度も登った事も、登りたいと思った事も無いのですが、実は、昨年も娘は富士山に登ろうと、山小屋を予約して、2度予約を入れ直したものの天候不順で結局実行を見送っており、ルートもスケジュール感も頭に入っていたようでした。
富士宮ルートで登って吉田ルートで下山すべく、妻が車で送り迎えをする事となり、私は全く関与する事なく、娘とその友人、妻に完全おまかせで、天候の心配だけをしていた次第です。
「日本の最高峰に登ったと誇れるのだから天気は良くなくてもしょうがない」とは娘の弁。
「ってゆ~か、靴と3000メートルオーバーの標高に体を慣らせる為のテスト登山だから」と、大人顔負けの割り切りっぷりに驚きました。
富士山でテスト登山なんて、頭が固くなりはじめている私には思い付きもしませんでしたから・・。
自然相手の登山には、様々な「リスク」が付き物です。
山の天気は変わりやすく、全天候に備えたギアを携行する事が必須です。
万全の準備をしていても、滑落の危険性や天候急変による遭難の可能性を完全には回避できません。
加えて、そうしたリスクを乗り越えても、山頂からの素晴らしい眺望という「リターン」が約束されているわけでもありません。
ですが、登山の「リターン」は、決して眺望だけではありません。
フィジカル(体力面)よりも、メンタル(精神面)が鍛えられ、かつ、過信せずに自己を信じるという、セルフコントロール「力」(自制感)もおのずと身に着きます。
娘は「誇れる」と表現しましたが、登山に挑む事は自分自身と向き合い己を知り、頂点を極めた達成感と共に、下山した後の通常生活においても「自信」と「余裕」につながるように思います。
相場の「天気」も変わりやすく、様々な「リスク」が付いてまわるのは登山と一緒です。
「リターン」を信じて、ご自身なりの「投資シナリオ」を信じて、歩き続けるしか、取り組み続けるしかありません。
なによりも、相場に挑むメンタル面のセルフコントロールは必須でしょう。
「高いお金払ってギアを揃えて山小屋に泊まったのに天気が悪くて何も見えなかった」としても、山小屋にもお天気にも文句は言えません。
同様に、「高いお金を払って推奨銘柄買ったけど株価上がらね~じゃん」と文句を言っても、株価が上昇するわけでもありません。
推奨根拠が理論的で妥当でも、株価が下落してしまう局面もありえますし、なかなか避けて通れません。
リスクは承知と割り切って、僅かな可能性と自分自身を「信じて」登山に挑んだ娘が、富士山から送ってくれた写真をシェアさせていただきます。
20分ほどしか雨には降られなかったものの、太陽が拝めた時間も一瞬だったそうですが、大満足との事でした。
会員様各位に、「何か」を感じていただけましたら幸いです。
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個人的に気になっている銘柄
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◆◎◎◎◎◎(●●3●)
7月の最終週に私のキャンペーンでご紹介する予定の、
最終候補銘柄のひとつです。
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私のコラムで紹介した銘柄
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◆ウェザーニューズ(4825)[民間気象情報]
6月半ば以降の切り返しっぷりは見事でした。
7月12日には単位株引き下げの可能性に言及。
災害予知も農作業も天気予報がカギです。
業績推移からは1万円台への回帰も遠くない印象です。
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単発スポット銘柄の見解
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◆≪木村泰章のラスト七福神銘柄(****)≫
もう何も心配いりませんね。
投資シナリオの妥当性は証明されたように思います。
買い増し可。
飛びついた「イナゴ」の売りは拾っちゃいましょう。
◆≪【緊急】裏・まんもす銘柄(****)≫
一時3%を超える大幅高!
切り返し基調から上値追い局面に移行中と見ます。
◆≪【あすなろ認定】短期高騰タイトルマッチ【3倍級銘柄】(****)≫
本日は一時銘柄公開後の高値を更新。
上昇トレンドに大きな崩れはありません。
◆≪【ザ・あすなろボーナス銘柄】(****)≫
全体相場の切り返しタイミングにはこの銘柄で!
ボーナスをゲットしましょう!
執筆:木村泰章
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