インド関連銘柄
油圧製品、油圧システムを手掛ける。PBR0.3倍台(執筆時)のバリュー株。中国や台湾、インドや韓国、タイを含める「アジア」の売上高比率が大きく、注目のインド関連銘柄とも言える。グローバルサウスを標ぼうする中で、今後成長が期待できる国・地域の一つがインドだ。設備投資が更に活発化される同国において、同社の射出成型機の売上増が期待できよう。また新興国における油圧関連製品の需要は依然として高い状況と読む。特にダンプやトラクター、またシャベルなどの農機が活躍する。
今期の経常利益は小幅上方修正となったが減益予想。中国における射出成型機市場の低迷が大きな理由。未だ同国の投資は持ち直しの状況ということが窺える。いずれはロックダウンの傷跡も埋まることで本来の引き合いの強さを戻すことができよう。インドに続き中国事業が今期下期や来期から業績を牽引しそうである。2021年3月期に創出したフリーCFが今後同社の資本政策を占うカギとなろう。
株価はもみ合い商状だったが、今年初頭から3月初旬まで勢いよく上昇。今までの持ち合い状態が嘘のような値動き。出来高も昨年12月には5000株程度だったのが、足元では1~2万株まで増加しており資金が流入しているようだ。バリュー株相場で物色した個人投資家が中心であろう。足元の株価は急反発も、買いの主体が風見鶏のような個人であると考えれば、足元の反発が一過性か見極める必要があろう。2000円付近まで浮上すれば買ってみて値動きの軽さを実感してみるのもいいかもしれない。
無料新着記事
-
邪道かも知れない銘柄を持っていませんか?
取り組み注意銘柄
(2024/11/29 17:00)
-
祝サプライズ!ユーラシア(9376)が急騰S高!
あすなろレポート〈夜版〉
(2024/11/29 17:00)
-
上値余地がありそうな銘柄
億男W直伝 勝利トレード攻略法
(2024/11/29 17:00)
-
トランプ関税はチャンスなのかも?
アナリスト木村の銘柄研究部
(2024/11/29 15:00)
-
押し目監視銘柄など3選
後場の注目株
(2024/11/29 11:30)