株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2023-07-27 08:40:00

本日の相場予測

【7/27】本日の相場予測

【米国株】
米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の想定通り0.25%の利上げを決定。パウエルFRB議長が記者会見で次回会合での政策金利を据え置く可能性に言及し、買いが優勢となりNYダウは一時200ドル近く上昇する場面があったが、買い一巡後は、前日までの12連騰で約1700ドル上昇していることもあり上げ幅を縮小して終了した。NYダウは82.05ドル高の35520.12ドル、ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は-17.273pの14127.282pと3営業日ぶりに反落した。


【★日経平均見通し★】
昨日の取引終了後に発表された半導体試験装置で世界大手のアドバンテスト(6857)の決算内容は、24年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比74.8%減の92億円に大きく落ち込む結果となり、時間外取引で約5%下落している。指数寄与度が高いこともあり上値の重しになると予想する。半導体関連の押し目狙いは見送りが無難であろう。仮に半導体株が買いづらくなったとしても、決算を手がかりに注目を集める銘柄は多く出てくると思われることから、個別株物色が盛り上がることが見込まれる。

-【重要指標】-
●日経平均株価 PER:15.14倍(先進国平均:約18倍)まだ割安水準
        PBR: 1.36倍(先進国平均:約2.9倍)
    配当利回り: 1.97% 

●騰落レシオ(25日)95.65% 過熱感なし(120%以上になると過熱感が意識される)
●空売り比率:41.2% ※方向感に乏しい夏相場
●日経平均ボラティリティー・インデックス:18.83(通常は20~30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒)


-【前営業日(7/26)のおさらい】-
日経平均は小幅に続落。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見を控え、1日を通して小幅な値動きだった。また、TOPIXの売買代金も活況とされる3兆円を大きく割り込み、参加者減少が鮮明になった印象がある。


日経平均 32,668.34 (-14.17)※明日の日銀政策決定会合の結果を見極めるため様子見ムードか・・・
TOPIX   2,283.09 (-2.29)
マザーズ   770.03 (+1.98)

東証プライム売買代金:2兆7807億円
値上がり775/値下がり945/変わらず115
グロース売買代金:1237億円

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【今週の重要スケジュール】

・米注目決算
メタ・プラットフォームズは1株利益が予想を上回り時間外で上昇。しかし、ネット広告収入は伸びたもののメタバース事業の苦戦が明るみになった印象もある。

7/27(木)
日銀金融政策決定会合(~7/28)

7/28(金)
植田日銀総裁会見
8月都区部消費者物価指数(8:30)

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