元外資系金融マンのこぼれ話 「金融政策に振り回されてはいけない」
【9/17】元外資系金融マンのこぼれ話 〜金融政策に振り回されてはいけない〜
今週もお取り組みお疲れ様でした。
夏相場の終わりとともにいよいよ秋相場が始まってきました。
ここ最近の市場はかつてないほど日米の金融政策に左右される官製相場となっていますね。
米国の利上げがどうとか、日銀のETF買い期待がどうとか、それに加えて欧州も金融政策でもめているのが窺えます。
上げもせず、下げもせず、それが官製相場が市場に歪みをもたらします。
市場では思惑的な売買が続いてますし、
日銀の動向に振り回される銀行株は大きく下落しました。
そのような中で米国市場が高値圏から急落したり、債券が急に売り込まれたりと
不安定な相場となったので、何がリスクで上がっている、もしくは下がってるいのか分からない・・・
そんな投資家の方が多かったのではないでしょうか。
それでも、私の監視している銘柄の中では今週利益に結び付いたものがけっこうありました。
ダブルスコープ(6619)やメガチップス(6875)、ヤーマン(6630)やDeNA(2432)、サイボウズ(4776)にTOKYOBASE(3415)。
繰り返しお伝えしてた銘柄ばかりです。
中屋の会員様も先週任天堂(7974)のストップ高取った勢いそのままにソフトブレーン(4779)や神東塗料(4615)、グローブライド(7990)、福井コンピュータ(9790)など上昇銘柄を次々に取り組んでいらっしゃいました。
週末にかけてはワタミ(7522)も上昇を続けてましたし、小林製薬(4967)も一段高してます。
懐疑的な売買の裏で、上がっている銘柄は確かにあるんですね。
一方で、あすなろには「大石銘柄相談祭り」で銘柄相談をたくさんお寄せいただきました。
「持っている銘柄が不安で今後の動向を教えてください」
「買った途端に下落し始めました。ロスカットした方がよいでしょうか」
市場全体が上値の重さから調整入りしている局面では、気にならなかったリスクが急に気になったりするものです。
それだけ市場の“見えないリスク”に怯えながら売買されていた投資家の姿を想像してしまいます。
中にはそんな会員様も多いのではないかと、少しでも不安を和らげていただけるように
あすなろでも連日会議を行いました。
中身は金融政策を見据えた戦略を練ることに喧々諤々の議論をしました。
来週は相場の潮目にも変化がみられるかと思いますが、そんな会議を経て、
「そこは安心してあすなろにお任せいただこう」と確信めいた結論に至りました。
あすなろの強みを活かした銘柄、金融政策決定後にすぐにでも動いていただける銘柄を
ご用意させていただきます。
まずは、この秋相場を気持ちよくスタートを切っていただける『単発スポット銘柄』。
そして、
会員様一人ひとりと向き合って担当させていただく『成果報酬会員』、『特別会員』。
それぞれの会員様に合ったプランで2016年度の揺るぎない成果を出していただきたいと思っています。
日銀はすでに金融政策決定会合の内容をちらつかせており、2016年初頭に始まったマイナス金利政策を軸とした総括検証を行うようです。
【日銀総括検証のポイント】
・金融緩和の縮小はない。
・マイナス金利政策を緩和策の軸に。さらなる深掘りも検討。
・国債購入では長短の金利差拡大を促す。
・物価2%目標は堅持するが、期間の2年は撤回
・外債の購入は見送る。
今回の日銀政策では為替市場にインパクトを与える内容ではないですが、
株式市場へのアプローチは続きます。
すでにETF買い入れを実施して、市場は慣れてきた反応を見せています。
今度はこれらを総括的に判断して売買するのは私たち投資家の番です。
もし、最近の相場で少しでも迷っているとお感じでしたら、
まずはご連絡いただければと思います。
その第一歩がきっと大きな成果に結びつくでしょう。
今年の暮れに会員様と喜びを分かち合えることを想像しながら、秋相場を楽しんでいけることを願っています。
【 相 場 の 格 言 】
相場格言にも『捲土重来』という言葉があります。
巻き起こった土煙が再びやって来るという意味で、失敗した者が、再び勢いを盛り返して巻き返すことをいいます。勇気を失わずにいれば、チャンスは再び巡ってきます。
それでは、来週も会員様の喜びの声が聞けることを楽しみにしています。
執筆:加藤あきら
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