元外資系金融マンのこぼれ話 「逃げるは恥だが役に立つ」
今週もお取り組みお疲れ様でした。
11月に入って日銀が連続でETF買いに動いていましたが、トランプリスクでの株価下落をあらかじめ下支えしようとしてたのでしょうか?
そうだとしたら実にしたたかな戦略だと言えそうですが。(笑)
TOPIXコア30銘柄が軒並み全面安となって市場が手足を出しにくい中で、買付枠を消化しなくてはならない日銀はまさに買い場と動いてきているのも道理です。
投資教育が盛んなアメリカ人は株が下がると喜んで買います。
何十年も右肩上がりを継続し、大半が株で儲かっているので当たり前です。
一方、日本人は90年代以降大半が下落で株は損するものとの考えが強く、下落するとすぐ弱気になりぶん投げる癖があります。
身に覚えはありませんか?
私はあります。(笑)
市場環境がこういったリスク対処しなければならない時には過去の教訓を参考にしていただきたいと思います。
特に最近TBSの火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』がオンエアされてますが、
これはハンガリーのことわざで、
「Szégyen a futás, de hasznos.」
という言葉らしいです。
一見、中国のことわざの『三十六計逃げるに如かず』(逃げるが勝ち)に近いモノを感じますよね。
ただし、これらの言葉の奥にあるのは、「自分の戦う場所を選べ」という意味だそうです。
つまり、自分の土俵で戦え、自分の得意分野で勝負しろって意味ですね。
ちなみにTBSは赤坂が本拠地ですので、あすなろのご近所で親近感があります。(笑)
で、先ほどのを株式市場に応用すると、
地合いの悪い時は無理に勝負しようとせず、逃げるが勝ちってことですよね。
例えば、大型株と中小型株で、中小型株で大型株に勝つためには資金量ではなくて、
値動きの大きさで競争すればいいわけですね。
ただし、今のような環境下では買い方は売り方に対して不利ですので、
一旦、手を引いて、競争からは逃げるのは恥ですが、でも逃げた方がいい。
そして競争する時間・場所を確実に選別して勝負すれば勝てるのだから
『逃げておくのは役に立つ』ということですね。
TBSのドラマにも個性的なキャラクターがたくさん登場してますが、
価値観や才能もそれぞれバラバラです。
そして、それぞれが自分の戦う場所を選んで、きっちり仕事をこなしていく。
これは投資の世界でも共通するところですよね。
いろいろな投資家がしのぎを削る株式市場ですから、自分の立ち位置、自分の武器(テクニカル分析や信用売りヘッジ)などうまく活用して、
売買に工夫を凝らしながらそれぞれの得意な勝ちパターンを見つけてほしいなと思います。
株式取引がうまくなりたい会員様、惜しみなくレクチャー致しますので、あすなろ【豪華客船銘柄】でぜひその極意を体感していただき、
その利益で【特別会員】や【成果報酬会員】へとステップアップを目指してほしいなと思います。
では、豪華客船も週明けに出港予定ですから、乗り遅れることのないようにお願いしますね。
ですから、今は株価が下がっても少し我慢。。。
米大統領選後の市場で溜め込んだエネルギーを一気に開放していきましょう!
最後に、最近の監視銘柄の一部を取り上げておきますね。
ドリコム(3793)
ベステラ(1433)
日立国際電気(6756)
大阪ソーダ(4046)
日本スキー場開発(6040)
日本電計(9908)
【 相 場 の 格 言 】
『逃げるは恥だが役に立つ』
それでは、来週もまた会員様の喜びの声が聞けることを楽しみにしています。
執筆:加藤あきら
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