今週もお取り組みお疲れ様でした。

本日から3連休ですが、20日は春分の日ですね。

春分の日については「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」とあります。

気象も三寒四温で徐々に春に向かって暖かくなる時期とありますが、

果たして株式市場の天気はどうなりましょうか？

ここまで3月の立会い日は13日ありましたが、

この期間の日経平均の陽線と陰線の数を比べてみると、

陽線…7回
陰線…6回

う〜ん、とても三寒四温とは呼べなそうですね。

前日比での騰落でみると、

上昇…6回
下落…7回

こちらも一進一退となっています。

昨年末から高値の水準はほぼ一定で、安値だけが徐々に切りあがりつつ
あるようです。

しだいに煮詰まり感が出てきている今日この頃、株式市場の行方が
気になっている方も多いことでしょう。

先日の当コラムで、この先逆張り戦略と順張り戦略どちらが有効なのか
というのを取り上げました。

日経平均をみると上値が抑えられてしまっているので、逆張りが正解となります。

安い時にだけ買っておいて、前回高値付近ではもっと上がると思っても
利益確定する。

一方で、先週まで堅調だった新興のマザーズやジャスダックでは順張りが有効でした。

何かの材料で高値を抜いた場合、モメンタムをそのまま上昇加速に
結びつけていく銘柄は高い位置から参戦しても値幅取りが可能です。

ですが、これはあくまでも指数の動きを元にした場合ですので、個別銘柄の動きは全く別モノです。

春相場の本当の答えが出るのは5月と言われますが、

例年底をつける2月、3月にいかに安い株価でどれだけ多く確保できるか。

これに尽きると思います。

ここから先はいよいよ機関投資家や海外勢が動き出し、投資信託などの
新規設定も多くなって株式市場に資金が流入しやすくなります。

今年のさくら開花前線は東京、福岡が3/24、

名古屋が3/28で大阪が4/1、

仙台、新潟が4/11

札幌が5/1となっています。

皆さんが仕込んでいる株の開花予想時期はいつになりそうですか？

春分の日を境に株式市場にも春の足音が近づいてきそうですね。


【 相 場 の 格 言 】
『やり方を心得ていることすべてをすばやくやる。』
（byウォーレン・バフェット）


それでは、また会員様の喜びの声が聞けることを楽しみにしています。


執筆：加藤あきら