お休み中失礼いたします。

あすなろ投資顧問の助言者藤井です。

皆様1週間のご運用お疲れ様です。

既にGWの真っ只中の方もいらっしゃるかもしれませんが、
日本がお休みの間にでも海外市場は開いているので気になる所ではありますが、4月以降の株価急落から現在までを振り返って見ましょう。

なぜなら目先相場は底打ちし上昇トレンドが始まったからです。

4/17に日経平均は18224円の直近安値を付けました、前々回のウィークリー5ではセリングクライマックスについてご紹介しました。

4/13には東証の約3割が年初来安値を付け、連日年初来安値数は300を越えていました。相場の陰の極の時には得てして投資家からの悲鳴が聞こえ、泣く泣く売らされる時が相場のボトムになる事が多いものです。

今回トランプリスクと北朝鮮の地政学的リスクが悪材料視されました。
詳細に分析すると4月の急落時期に韓国株は日本ほど下落せず、トランプリスクに関しても米国株以上に日本はネガティブに反応しました。

理由として日本市場は外人投資家のシェアが約6割を握る市場で有る事と時価総額が世界でも3番目に大きな事が要因です。

外人は日本人投資家の心理状況を巧みに読み、思惑通りに売買するには市場に厚み(流動性）が必要です。

ですから流動性が高い日本市場で売買をして相場を扇動します。
日本市場が自国の悪材料でなくても理不尽な理由で売られる意味が理解出来ると思います。

足元の外人投資家は3週連続で日本株を買い越しています。
4月を振り返ると安いところはやはり外人に今回も拾われました。


それではウィークリーファイブ恒例の5銘柄のご案内です。


フルスピード(2159)
テクニカル面ではゴールデンクロスを達成、出来高を伴い先高感が台頭。
カルチュア・コンビニエンス・クラブとの合弁会社であるトーンモバイル名前で独自のスマートフォンサービス「TONE」を提供する。
ネット広告代理店を展開、アフィリエイトに強みフリービットが傘下。

UTグループ(2146)
人手不足を背景に需要旺盛、一昨年の派遣法改正等が追い風となる。
「働き方改革」というテーマ性もあり上値追い基調が続く。
ゴールデンクロスも間近となり再度高値追いの期待がかかる。
製造派遣・請負大手。半導体・液晶主体だが技術者派遣も開始。

エイトレッド(3969)
昨年末に上場したが今月に公開安値を更新、株価見直し期待が広がる。
足元の決算は今期経常21％増で6期連続最高益を更新し31円に増配へ。
5月よりクラウドアプリプラットフォームを提供予定で期待が膨らむ。業務効率化のワークフローパッケージ「X-point」の開発・販売・提供

トリケミカル研究所(4369)
年初来高値を更新し一目均衡表では三役好転で短期上昇波動が出現する。
高誘電材料は従来のメモリー向けだけでなく、最先端のロジック半導体向けでも採用され需要取り込みが期待される。
半導体向け化学薬品を製造。絶縁膜材料で世界高シェア。

パルグループホールディングス(2726)
足元の株価はV字回復し、一気に年初来高値を狙える動きへ。
ネット通販がプロモーション効果を生み、実店舗への誘導を図ることができることににより、年度後半から利益率が改善し収益が拡大。
10-20代向けファッション衣料、雑貨などで多ブランド展開。傘下にナイスクラップ。


ココでの紹介銘柄に関してのお問い合わせは

0120-1376-01　助言者　藤井まで

それでは来週もよろしくお願いします！