材料発表の思惑株に資金向かう
祝日前の20日引け後に、ブロックチェーン技術を活用した美術品登録サービスを展開するレジストアートと資本・業務提携したことを発表し、買いが集中している。株価はストップ高まで上昇し、本日の値上がり率でも上位にランクイン。短期〜長期の移動平均線をまとめて上抜けたことから、短期だけでなく中長期投資家の資金を呼び込む展開となる可能性がありそうだ。
国際石油開発帝石(1605)
米原油在庫の減少や中東情勢への懸念感から、21日の米原油先物相場はWTI価格が65ドル台に急上昇。米国市場でもエネルギー関連株に資金が向かっており、同銘柄も素直に買われているようだ。株価は窓を開けて上昇しており、25日移動平均線を上抜ける強い動き。これをきっかけとして、それまでの下降トレンドから上昇トレンドへの転換に期待がかかる。
テーオーシー(8841)
20日引け後に、発行済み株式数の24.11%にあたる3300万株の自社株を消却すると発表したことが好材料視されている。需給改善の見方が広がったと思われるほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められたようだ。株価は寄り付きに窓を開けて上昇、その後は利益確定売りに押されるも、底堅さを維持している。再度株価水準切り上げを狙った押し目買いも入ってくることだろう。
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