新元号発表と新たな時代を迎えた時の相場師たち
昨日は新元号の発表が4月1日昼ごろに行われると話題になってましたが、いよいよ平成の終わりが近づいてきた感じがしますね。
ネット上では憶測で「平成」の次は「永光」になるのでは!?と噂になっていましたが、情報の出どころからして疑わしいでしょう(笑)。
ただ、どんな元号になるとしても、新たな時代がどのようになるのか非常に楽しみですね。
さて、本日は日経平均が大幅下落、再び21000円を割り込む動きを見せています。
今週に入ってからの強さが継続できるのか注目して見ておりましたが、昨日のように予想以上に強い日があった一方で、本日は予想以上に弱い日になりました。
とは言っても、それは日経平均などの指数の話で、個別株はあまり関係なく買われているなという印象を持っています。
日経先物などを主戦場にしている方は難しそうですが、個別株は昨日もご紹介したオンコリス(4588)、東京機械(6335)を筆頭に、3/15にご紹介したバリューゴルフ(3931)なども個人投資家好みの銘柄は分かりやすく上昇しました。
新しいところで、本日は自動車産業に関するポータルサイトを運営しているマークラインズ(3901)や警備事業中堅のRSC(4664)などが動意づいてきた気がいたします。どちらもまた違ったテーマ性を兼ね備えていて、非常に注目ですね。
おそらくかつての相場を勝ち抜いて伝説を創った相場師たちも、名を残したのは第二次世界大戦敗戦直後の今の時代以上に先行き不透明な相場を張ってきた強者たちばかりです。
どんな方々かと言うと、戦後の焼け野原だった丸の内にオフィスビルを建てまくる三菱地所(8802)やテレビの普及もままならない時に電通(4324)を買った投資家たちです。
古くから相場をやられている方は、山崎証券を創立して美術館もある「山崎種二」や「是銀(これぎん)」の愛称で今も敬愛されてやまない「是川銀蔵」は聞いたことがある方も多いことでしょう。
「山崎種二」は米相場で「売りの山種」の異名を取り、戦後の株式相場では山崎証券(SMBCフレンド証券⇒現SMBC日興証券)を設立し、「買いの山種」として名を轟かせた人物です。今の市場でも米の卸売業で上場するヤマタネ(9305)の創業者でもあります。
激動の時代で仕手戦などの需給戦を得意とした方や他を圧倒する目利きで時代を先読みした方など様々ですが、シンプルに言えば、安いうちに買い集めて相場が過熱したところで売り抜けた人たちです。
ですから、日々の値動きも大事なのですが、買われている銘柄の過熱感であったり、売られている銘柄もオーバーシュートかどうかを見極める方が大事だということです。
おそらく、米国債の長短金利の逆イールドなどの話が正常に戻ったら自然と買われてくる相場ですし、そもそもそうした影響を全く意に介していない銘柄を仕込んでおけば良いということになりますね。
あすなろでは現代の相場師徹兜も一押しの【相場師列伝銘柄】と次のターゲットに定めました。
とくに最近の相場で、どうも「買ったら下がる」、「売ったら上がる」と困っているような方にこそ是非ご参加いただければと思います。
今日のような相場でこそ逆行高していけるような投資パフォーマンスを目指していきましょう。
【 相 場 の 格 言 】
『運を待つは死を待つに等し』
それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日ご紹介した銘柄】
マークラインズ(3901)
RSC(4664)
三菱地所(8802)
電通(4324)
ヤマタネ(9305)
執筆:加藤あきら
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