株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2025-03-28 17:00:00

取り組み注意銘柄

本日も高騰、短期2.69倍となった株

今回の取り組み注意はサンバイオ(4592)です。

同社の株価は直近3ヶ月ほどで急騰し、2025年3月には年初来高値1781円を付けるなど大きな注目を集めています。しかし、この上昇は業績を伴わない期待先行の動きと見られ、実態とかけ離れた過熱感が強い点で取り組み注意銘柄と判断されます。実際、同社は11期連続で最終赤字が続く厳しい経営状況にあり、株価水準に対して収益面の裏付けが乏しいため、投資リスクは高いと考えられます。

株価急騰の背景には、再生医療分野の新薬承認・販売への期待感やテーマ性による投機的な資金流入があると見られます。一方で同社のファンダメンタルは脆弱です。売上ゼロで赤字が継続しており、財務面の不安定さは否めません。現に25年1月期も最終損益は28.8億円の赤字(前期26.4億円の赤字)と赤字幅が拡大し、来期も35.5億円の赤字見通しと業績の不透明感が続いています。現在利益が出ていないためPERは実質0倍(算出不能)であり、PBRも80倍超と異常な高水準です。

指標面から見ても株価が企業価値とかい離して割高であることが示唆され、また信用取引の買い残高が極端に積み上がる状況(信用倍率718倍)からも、投資家心理の過熱ぶりとそれに伴う急変動リスクが懸念されます。

過去の事例もこのリスクを裏付けています。2019年1月、サンバイオは主力再生医療薬の臨床試験で主要評価項目を達成できなかったと発表し、株価が4営業日連続ストップ安となる「サンバイオショック」が起きました。わずか2週間で株価は12730円から2440円へ約80%暴落し、当時時価総額トップだった同社株で大きな損失を被った投資家も少なくないでしょう。

また他の赤字バイオベンチャーでも類似の急落例があります。アンジェス(4563)は新型コロナワクチン開発期待で株価急騰・時価総額4000億円超に達しましたが、治験中間解析の不調が伝えられると翌日に株価が30%以上急落し、その後も下落が続きました。このように開発動向次第で急騰から急落へ転じるリスクが高い点に留意が必要です。

以上より、同社株は短期的な思惑で乱高下し得るハイリスク銘柄であり、引き続き注意が求められるといえます。一方でサンバイオは、慢性期脳梗塞や外傷性脳損傷の後遺症に対する再生細胞薬「SB623」の開発を中心に、未だ治療法のない難病に挑戦する社会的意義の大きい企業でもあります。
実際に2024年7月には、外傷性脳損傷を対象とした同社の細胞薬が条件及び期限付の製造販売承認を取得する成果も挙げており、将来的には画期的な再生医療ビジネスの確立が期待されます。

ただし現時点では収益化まで道半ばであり、業績不振や資金面のリスク、そして投資家の過度な期待が株価を左右する不安定さが残ります。企業の持つ将来性と現在のリスクを冷静に見極め、夢と現実の双方を踏まえた判断が必要とされるでしょう


■本日の取り組み注意銘柄

バイオ株に材料が発生するまでずーっとチャートを眺める取り組み。

貴重なお時間がどんどん浪費されていく……。

その様な時こそ、一時的な材料に左右されないどっしりとした業績や将来性と言う基盤を持った銘柄に目を向けたいですね。

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