外国人投資家売りの転換点
昨晩の米国株は3指数揃って上昇。
NYダウは93ドル高。
欧州株式市況も堅調でドイツDAXは0.9%高。
ECBの今後の見通しを受け、株高・ユーロ安の反応。
量的緩和の『拡大』項目を削除し、
1. 資産買い入れ
18年夏 停止を予告
18年10月 停止
2. 利上げ
18年末〜19年初 フォワードガイダンス変更
19年春〜初夏 開始
といった「正常化へのステップ」を示した。
米トランプ大統領
追加関税を課す輸入制限を正式決定。
1. 鉄鋼25% アルミ10%の関税
15日後に発動
2. カナダとメキシコは除外
3. 友好国には柔軟な対応の余地
日本等の同盟国に対して、
適応除外を含め柔軟に対応する姿勢を示した。
米貿易摩擦への懸念がやや後退したことや、
米朝首脳会談・SQ通過等、
為替が円安に振れたこともあり、
本日の日経平均株価は一時500円近い上げ幅に。
だがその後は先物主導で大きく売りが入り、
上げ幅を縮小している。
先日公表された、主体別売買動向では、
2月第4週の外国人投資家は9413億円の売り越し(現物+先物)。
外国人投資家は8週連続で売り越しており、
8週の合計(現物+先物)では-9.1兆円に上る。
反面、個人投資家は6週連続の買い越しで、
合計 +1.7兆円。
個人投資家VS外国人投資家の構図となっているが、
日経平均が21000円を割り込まずに反発してくるならば、
海外勢が買い越しに転じる可能性もある。
その際は大きなインパクトを伴うだろう。
本日の値動きを見る限り、
依然として不安定な相場環境は継続している。
今月20日には米FOMCを控えているが、
どこかで買い転換のきっかけが来るはずだ。
それまではポジション量に気を付けつつ、
しっかりとリスクコントロールを心掛けておこう。
今日のチャートチェックはここいら。
川金HD(5614)、不二サッシ(5940)、fonfun(2323)。
それでは良い週末を。
また来週も頑張っていこう。
執筆 相場師 徹兜
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