材料発表で動意づき始めた要注目株の面々
昨日引け後に決算発表を行い、前期は大幅な増収増益を達成しての着地となった。今期は増収増益基調を維持しつつ最終利益はM&A関連費用計上でおよそ半減を見込むも、EBITDA(キャッシュ利益)は微増益で今期配当を5円→8円に大幅増配とした。2020年の東京オリンピックに向けた業務用システム需要が大きく膨らんでいる。
リボミック(4591)
昨日引け後に特発性肺線維症治療薬として研究開発を進めてきた「RBM-006」が特許承認され、同特許は世界初の特許成立として注目を集めそうだ。同株については投資ファンドのウィズ・パートナーズが第三者割当を引き受けており実質的には主要株主に近い。純投資目的としながら株価急騰時には売り方に回ってくるため動向には注意を払っておきたい。
竹内製作所(6432)
昨日引け後に中間決算を発表すると同時に今期経常を15%下方修正しているが、株価はすでに織り込み済みとみて反発。国内は増収減益、米国は減収増益とまちまちで中国が足を引っ張ったとみられるが、株価は底入れの確度を高めて強気資金が流入しているとみられる。
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