株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2019-10-16 13:25:00

加藤あきらの投資戦略室

明確なリスクオンで投資家のやる気みなぎる相場

本日のお取り組みもお疲れ様です。

昨晩の米国市場ではNYダウ・NASDAQはさておき、SOX(半導体株指数)がいち早く市場最高値を更新したことに要注目です。

半導体関連は市場のけん引役としての役割を立派に果たしてくれたことで、それに追随する素材、製造といった他のセクターにも期待が持てるようになります。

半導体に代表される景気敏感株の相場先行性については再三に渡ってこのコラム内でも述べてきた通りですが、まだよく分かっていないという方は過去の加藤コラムをお読みいただけると復習になるかもしれません。

9/2『今後の相場におけるポイント整理、相場が動き出すタイミングについて』、
9/3『連日で今年最低水準の薄商い、夏休み明けの初動に注目か』
9/6『とうとう米国債利回りの反発でGOサイン、主力株から循環物色はじまる』

そこから、相場の循環や市場の見方がマクロの外部環境からミクロの企業業績に移っていくことについても順番に解説しておりますので、以下の記事もご参考いただけることでしょう。

9/27『9月配当落ち後は優良株の押し目買いチャンス』
10/7『目先で警戒のスケジュールも後で振り返れば杞憂に終わる』
10/11『いよいよ始まった業績相場、冷静にファンダメンタル重視で銘柄選び』

昨晩の米国市場では決算発表が本格化し、先陣を切ったのは金融株ですがおおむね好調なスタートと言ってよいものだと思います。

そしてやはり昨日の動きは企業業績に市場の視点が移ったことを示しているのが好決算のJPモルガン、ブラックロックはともかくとしてWeWorkやの評価減が響いたゴールドマン・サックスも買われたということです。

つまり、相場は悪材料でもアク抜けの傾向となっており、先の内閣府が発表した景気判断の下方修正や昨日のIMF(国際通貨基金)が2019年の世界成長を3.0%に下方修正したことなどマクロ経済のネガティブ材料にも反応していません。

ブレグジットや米中問題だけでなく、直近のトルコとシリアの緊迫化した情勢だったり、中東のサウジアラビアとイラン、香港デモなどの地政学リスクももちろん含まれます。

きっかけとしては昨日の中国関税見送りが決定打となったのかもしれませんが、本質的には市場の需給調整、極端にリスク回避に傾けていたポジションを戻さなければならない事情によるところが大きいと言えます。

リスク指標として監視していたジャンク債の水準や米10年債利回りの水準なども危険水域を超えてきていますので、当然ながら過剰なほどに債券市場に流れていた資金が株式市場に戻ってくる動きと考えるのが自然です。

引き続きこれまで書いてきましたように、10月末の金融政策や11月の米中首脳会談の動静にも注目しながら目先は決算発表シーズンに向けて個別株それぞれの監視を強めていきましょう。

≪加藤コラム内でご紹介の銘柄≫

◆9/4紹介の三井ハイテック(6966)[半導体関連]
主力の半導体関連株の動きに注目して関連銘柄をチェック。
動きが良くなってくるタイミングを見計らっているうちに上昇加速。
株価は決算発表をまたいでおよそ1.5倍化し、本日も年初来高値を更新中。

◆8/20紹介のメック(4971)[化学]
緩やかながらもしっかりとした足取りで株価は1.5倍が視野に。
半導体に続く2番手業種を探していくと自然と目に付くのが[化学]セクター。
代表株の信越化学(4063)も本日年初来高値更新と非常に好調。
材料株ばかり見ているとこうした銘柄はお目にかかれないかも。

◆10/7紹介の黒田精工(7726)[機械]
相場循環に焦点を当てると半導体→素材(化学・金属類)→(自動車・エレクトロニクス)※為替影響大→機械→商社・物流といった経済構造の基本をおさえた循環物色に行き着く。
今回の11月決算シーズンでは上位グループが先に業績底入れを確認できるとみている。
次回の2月決算シーズンでは下位グループのセクターも足元を仕込み場として注目。
直近では想定以上の意外高となり1週間足らずで株価は30%上昇。


≪あすなろ単発スポット銘柄の動向≫

☆単発スポット【トップ・オブ・チャーティスト加藤銘柄】(****)
半導体関連が強含みとなれば当然買われるこの銘柄。
株価は上場来高値更新で、基準株価のおよそ4倍に達する。
今保有している持株はとくに動かさず高みの見物を。
文字通りの大化けで最終目標株価の5倍も視野に入ってきたところ。

☆単発スポット【クラウドビッグウェーブ銘柄】(****)
足元で決算発表をこなしながら公開後の高値圏を推移。
弊社の基準株価からは5倍の水準に達してなお強い。
肝心の業績は当時と比べて利益水準が5倍以上に成長しており、見立てに狂いは無かった。
本日は決算発表後から数日経過して短期筋の利益確定売りが出たとみられる。
上場来高値更新が近づいてきたところで小休止と考えれば程よい調整で◎。

☆単発スポット【リアル・シークレット公開銘柄】(****)
こちらは上記の相場循環を捉えながら9月末に公開した期待株。
銘柄公開から2週間ほどで『第1利確ポイント』を突破。
その後も堅調な足取りで本日も公開後高値更新と約30%上昇中。
出来高も日に日に増加しており、押し目が無いままに上昇加速か。
『第2利確ポイント』も目前に迫り、利益確定の準備も。

☆単発スポット【ラストまんもす銘柄】(****)
晴れて本日銘柄公開を迎えた弊社アナリスト「まんもす藤井。」の期待株。
前日より少し高く寄り付いたがその後も売り物をこなしながらジワジワと上昇中。
基準株価からは既に5%超の上昇を見せており、市場の注目度も高まっている。
このまま200日移動平均線を突破するなら短期で利確ポイント到達も視野に。
取り組み方の詳細はレポートを必ずチェック。

☆単発スポット【ド短期・フラッシュバブリー銘柄】(****)
本日より募集開始。
その名の通り、
あくまでも超短期間の取り組みに焦点が絞られている選ばれし銘柄。
資金効率が何よりも最優先という短期投資家向け。
早速の大人気となっている模様。
昨日・本日と相場の雰囲気もガラリと変わって強気の投資家が参戦も。

※【ド短期・フラッシュバブリー銘柄】とは?サイト内特設ページでご案内中です※

▼【加藤あきらの投資戦略室バックナンバー】▼
※詳細はコチラをクリック※

【 相 場 の 格 言 】
『相場で傷を負いたくなかったら、
“事実”、“現実”、“理論”から1ミリたりとも離れないことだ。』
(ジェシー・リバモア)

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。


執筆者:加藤あきら

無料新着記事

記事一覧へ

今ご登録で特典5銘柄+大石銘柄+5000ptをプレゼント!

今すぐ無料登録 クリック