株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2019-10-18 13:00:00

加藤あきらの投資戦略室

本日も小型株の出遅れ修正、リスク選好の動き続く

昨日書きましたようにやはり中小型株に出番が到来してきましたね。

直近の単発スポット銘柄や過去紹介の銘柄なども下で簡単に解説していますので、お取り組みいただいている方は参考にしてください。

さて、昨晩の米国市場は小幅続伸でしたが、注目は昨日同様にラッセル2000の中小型株が反発したこと。

いちおう英国とEUは離脱協定案を修正した上で合意する見通し、ただ19日に英議会でどうなるかが不透明ですので市場の材料としては半々でみておいた方がよいでしょう。

米国株も結局上げ幅を縮小して終わりましたので、疑心暗鬼なのでしょう。

日本株はショートカバーのポジションがまだ積み上がっていますので、ブレグジット合意なら月末までに日経23000円のワンチャンスもあるかもしれませんね。

とは言っても個人投資家の懐に直接的に関係してくるのは日経平均の水準では無くて、個別株とくにマザーズ指数にみられる成長株の割合が多い方が多数かと思います。

であるがゆえに、米国のラッセル2000や新興国株など、比較的にリスク性の高い資産の値動きを参考にしておく必要があります。

最も重要なのはこれから決算シーズンに入ってきますので、業績相場になることをふまえてポジション調整を行っておくことは最近お伝えの通りです。

今最も市場から熱視線を浴びているのは半導体やハイテクといった高付加価値製品に関連する企業、さらにその製造で必要となる素材を手掛けている化学セクター、そこから一、二歩出遅れて戻りを試してきている設備投資関連でしょう。

先日、積層セラミックコンデンサ最大手の村田製作所(6981)が電子部品の世界需給について「落ち込みに底打ちの兆しがあり、来年は目に見えて需要回復」との見通しを示しましたね。

相場は大多数の投資家が楽観視していない中で、「過熱感なき株高」になっています。

言わば過度な悲観の修正に過ぎず、まだ買い方が本格的に強気転換しているわけではないところで日経平均が年初来高値を更新した事実に目を向けなくてはなりません。

おそらく日経平均が22750円近くまで来るとまた騰落レシオが・・・ボリンジャーバンドの+2σが・・・といった話が出てくるかと思いますが、相場が動くときはそうしたテクニカルを無視した動きになります。

上がっている時も下がっている時も“理外の相場”があるということを頭の片隅にいつでも置いておく必要があり、バブルの相場はいつの時代もこの“理外の相場”で常識では計れません。

もちろん週末のブレグジットや暫定的にトルコがシリアとの休戦に応じたりと不透明要因はある中で手放しに楽観してよいというわけではありません。

しかし、今の相場で日経ダブルインバースの積み上がりを見ますと、どうしても昨年末の暴落した残像から頭の切り換えが出来ていない投資家が出遅れてしまっているのではないかと心配になってしまいます。

それでも個別株単位でみればまだまだ出遅れ銘柄がありますので、無理に追いかけなくても仕込んでいけるタイミングです。そろそろ個人投資家に人気の東海カーボン(5301)などにも注目していってもよいかと思います。

≪加藤コラム内でご紹介の銘柄≫
◆ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)[機械]
またまた年初来高値を更新。
企業の設備投資が回復となればやはり買われる。
ここで利食いはまだまだ早いが、
週末手仕舞いの短期トレーダーは利食いを。

◆RSTECHNOLOGIES(3445)[金属製品]
パフォーマンスは1か月で30%とまずまず。
でも、年初来高値更新で本格上昇はこれから。
追加買いで2018年10月の水準を目指したい。

◆パンパシフィックHD(7532)[小売業]
旧「ドン・キホーテ」と聞けばピンとくる方は多いはず。
そろそろまたハロウィンの季節がやって来るので、
シーズンストックとして注目しておきたい。

≪あすなろ単発スポット銘柄の動向≫
★トップ・オブ・チャーティスト加藤銘柄(****)
連日で上場来高値を更新。
これは台湾TSMCや中国ファーウェイの決算で市況回復を確信の動きか。
貸借銘柄ではないため空売りも無く、株価5倍達成に向けて視界良好。
ここまできたら最後まで持ち切りたい。

★リアル・シークレット公開銘柄(****)
本日は『第2利確ポイント』も軽々と突破。
半導体の市況回復が追い風。この勢いは凄まじい。
昨日もコメントしたように利食いしてる場合じゃない。
個人的にはむしろ追加の利乗せが◎。

★加藤あきらの三冠王銘柄(****)
再び利確ポイント到達。
やや地味感はあるがジワジワと上昇する値動きは堅調そのもの。
もちろん利確ポイントでは一部利食いを。
本日フォローメールを配信しており、
次の節目などを参考にしてほしい。

★グレートまんもす銘柄(****)
どうやら機関投資家が安いところは狙っているらしい…。
テクニカル的にはもう少し煮詰まった方が
大きな値幅が出やすくなりそう。
もう少し引きつけたいところだが拾わせてくれないか。

★リアルブラックパール銘柄(****)
今日の注目は村田製作所(6981)。
村田製作所とともに自然とこの銘柄も強くなる。
この動きは強気で追加買いしていきたい動き。

★大金運ますかけ銘柄(****)
夏場から動意づいてはきていたが、
10月に入ってからの動きは別格。
本日も年初来高値を更新。
他の成長株が出遅れる中で、この動きは驚き!
やはりご参加者様は非常に運が良い方達ばかりだったんですね。
ただ、ここからついていくのは上昇ピッチが早くて
さすがの私でも高所恐怖症でビビるところ。

★ラストまんもす銘柄(****)
売り物出てこないので追加買いしたいがもう少し我慢。
週末の手仕舞い売りが出てくることを見越して、
昨日の終値付近が押し目買いの水準として良さそう。

★ド短期・フラッシュバブリー銘柄(****)
ただいま絶賛募集中の単発スポット。
短期目線の投資家向けで、回転売買を得意とする方にオススメ。
資金効率を優先させるなら、動きの鈍い成長株を一旦手放し、
先にこの銘柄で回転した後にまた手放した株を買い直す。
そんな手法もアリ◎
相場の地合いが回復して上がってしまわないか監視を強化中。
ちょっと想定以上に申込が来ているようで、そろそろ募集終了になるかもしれません。
参加予約はお早目に。

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【 相 場 の 格 言 】
『相場で傷を負いたくなかったら、
“事実”、“現実”、“理論”から1ミリたりとも離れないことだ。』
(ジェシー・リバモア)

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。


執筆者:加藤あきら

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