強いですね！昨日公開したばかりの【ド短期・フラッシュバブリー銘柄】。
あれだけ上昇しておきながら全然下がって来ない。

まだ仕込めていない人はいませんか？
この2～3日の間に200日移動平均線の値固めが完了してしまうとまた上放れしてしまう可能性があります。
その反面、まだ2～3日は猶予があるということでもあり、仕込み場を狙いすましておきましょう。

さて、本日は日経平均だけでなくTOPIXも年初来高値を更新と非常に強い相場です。

昨晩の米国市場も主要3指数がそろって反発。
決算悪材料があったキャタピラー、ボーイングといった中国関連の筆頭格2銘柄がアク抜け反発。
市場予想からもだいぶ下回る決算だったにもかかわらず、むしろ買われました。

悪材料で下げない相場は問答無用で強いとみなければなりません。
いつもお伝えしておりますように、事実と相場の真実は異なります。

マクロ材料でみてもブレグジットに代表される悪材料はたくさんあるにもかかわらず、相場としては上を向いている、これが真実です。

ただし、相場は冷静に分析しなければなりませんので、直近のFear&Greed指数を見てみましょう。
現在は55ポイントと至ってニュートラルです。
つまり、市場は冷静で楽観もしていなければ悲観もしていません。

手前側の上昇はおそらく売り方のショートカバーだったのでしょうが、今の出遅れ修正の動きは買い方のニューマネーが入ってきているとみてよいのかもしれません。

先週あたりまで鬼買いしていた外資系はようやく買いストップといったところになってきましたが、おそらくようやくポジションがフラットになってきたところでしょう。

つまり、悲観し過ぎの修正が一巡し、相場全体としては高値もみ合いになりやすいところです。
その代わり、主力株・大型株から徐々に値が軽い中小型株に物色資金が降りてきているといった状況とみていただくとよいでしょう。

さらに市場循環の観点から言えば、昨日も書きましたが東京エレクトロン（8035）が売られたように半導体株から順番に化学や金属といった素材株に移って、さらに機械や自動車部品にまで物色が広がってきています。

決算発表を前に少しでも出遅れ株は買っておかないといけないといった“持たざるリスク”を意識し始めたような動きなのではないでしょうか。

9月より先行して買い向かっていった投資家にとってはそろそろ利食い時ですが、様子見を決め込んでいた投資家はこれから市場物色の中に突入していかなければならないですから、自然と出遅れ株に触手が伸びることとなります。

グーグル発の量子コンピュータなどが話題になっていますが、分かりやすい材料株は一斉に個人投資家が飛びつくものの、物色が短命に終わってしまう場合もあります。

今はしっかりと市場の資金の流れにしたがって、出遅れ修正の動きについていく方が賢明と言えるかと思います。

私が注目した銘柄は当然キャタピラーが買われたのですから機械セクター、例えばツガミ（6101）、日本トムソン（6480）、ツバキ・ナカシマ（6464）、ジェイテクト（6473）といった面々です。

本来なら11月の決算発表を過ぎた後でも十分かなと思っていた機械株が想定よりも早く動き出してきましたので、少々慌てているところです。

おそらく外資系やファンドのロンガーはみな同じ気持ちで見ているかもしれません。
もちろん日本ガイシ（5333）や古河電工（5801）などが200日線を超えてきたことからも需給が逆転してきているのでしょう。
出遅れ株に関してはとくに強気で臨んでいきたいところですね。


≪加藤コラム内でご紹介の銘柄≫
◆SEMITEC（6626）[センサー]
昨日紹介で早速動意。
センサー系まで物色が広がってきた。
ということは大泉製作所（6618）も注目。

◆アイフィス（7833）[IR]
昨日引け前の意味不明な売りから一転、
大きく戻す値動きに注目。
誤発注とは考えにくいが、
一過性の需給要因であれば押し目買いも。

◆近鉄エクスプレス（9375）[陸運]
貨物全般的に厳しい様相だがこれは別。
他社が軒並み業績に苦しむなかで、
昨日上方修正発表。これは自信持って買いたい。

◆日信工業（7230）[自動車部品]
ご紹介から1か月経過してようやく動意。
株価はまだ15％UP程度だが、
出遅れの修正余地は大きい。


≪あすなろ単発スポット銘柄の動向≫
★加藤あきらのビッグマネー銘柄（****）
続伸も本日出来高はやや物足りなさを感じさせる。
じっくり次の『第３利確ポイント』の3000円に向けて
ポジションを再構築。

★リアル・シークレット公開銘柄（****）
やはり来ましたね、節目ブレイク！
年初来高値を更新で株価は上値追い継続。
決算前に『第３利確ポイント』は高望みかもしれないが、
あり得ない話ではない。

★大口サードアイ銘柄（****）
じわじわと堅調に上値を取り高値更新。
量子コンピュータ、自動運転、材料なんでも来い。
それはそうですよね、成長テーマど本命株ですから。
ただし、決算発表が近づいてきているため、
持ち越しポジションの調整準備を。

★リアルブラックパール銘柄（****）
積層コンデンサーの需要増加が見込まれ、
上値余地大。
いよいよ200日移動平均線トライ。
出遅れ修正の勢いそのままに節目ブレイクを狙いたい。

★あすなろプラチナム権利銘柄（****）
本日も高値更新で天井知らず。
すでに『第３利確ポイント』到達済みで
あとは最終目標達成を見届けるのみ。

★****権利銘柄（****）
来週10/30（水）公開予定の期待株。
出遅れ修正余地が大きく、仕込みやすそう。
将来の利益は自信を持った仕込みが第一歩。

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【 相 場 の 格 言 】
『相場で傷を負いたくなかったら、
“事実”、“現実”、“理論”から1ミリたりとも離れないことだ。』
（ジェシー・リバモア）

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
ツガミ（6101）
日本トムソン（6480）
ツバキ・ナカシマ（6464）
ジェイテクト（6473）
日本ガイシ（5333）
古河電工（5801）

執筆者：加藤あきら