株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2019-11-11 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

個別株の業績相場がまもなく一巡、決算シーズン後の物色を先回り予測

先週お知らせしておりました通り、【トップ・オブ・チャーティスト加藤銘柄】が≪最終目標株価5倍≫を達成しました!
ホルダーの皆様、誠におめでとうございます。

さらに、『加藤あきらの三冠王達成記念特典銘柄その3』に続いて『 〃 特典銘柄その2』も利確ポイントを突破!やはり素材株がじわじわと買われてきていますね。

先週決算フォローをお送りしました【リアルブラックパール銘柄】もあっという間に発表前の水準を奪回したと思いきや一気に上値を伸ばして利確ポイントに到達してきました。
この3日間で値幅400円出て上昇していますからね、相場の初動としてみた場合には出来高もまずまずでこれからが楽しみな銘柄だと思います。

さて、株式市場だけに目を向ければ決算シーズン終了後、材料出尽くしとなった後の相場動向が気になるところかと思います。

米国の政治動向を注視しているのですが、野党民主党のウォーレン氏がかなり左派的で、かつ中国に対してもかなりの強硬姿勢を示している方なので、中国側としてはトランプ政権の方がまだマシと考えているフシが見えます。

トランプ政権はまだ交渉の余地ありですし、先日の米中協議の合意報道が先走りで出てきたことなどもふまえると米国側よりも中国側に焦りが出てきているのではないかと勘繰ってしまいます。

株式市場にとっては、12月の米中首脳会談で少なからず合意の成果をお互いに強調したいという内政向けの事情もあるかと思いますので、このまま協議を続けることが最も支援材料となるものとみています。

本日はまた香港デモできな臭いニュースで中国市場が下げましたので、日本株も連れ安した面は否めないですが、正直言って中国政府も相当に追い込まれているものと思われます。

しかし、それも含めて政治要因が相場の決定打になりづらい状況を考えますと、最も注目しておくべきは株式市場の外です。

つまり、いつも言っている債券市場、あとは不動産市場です。

私はこれまでにも債券、不動産(REIT含む)、仮想通貨、金がバブル相場に突入しているという話をしてきましたが、これらが諸所で売られるところが目につくようになってきています。

これについては先週も少しふれているところではありますが、先週末の米国市場でもREIT、さらに金鉱株などが売られ始めたところに注目しています。

つまり、債券の利回りやREITの配当利回り、さらにマイナス金利に対応した金への投資など安全資産を運用の中心に据えていた動きに変化が出始めたということになります。

あとはこの利益確定された資金が次にどこに向かうのかを考えていくターンとなります。

資本市場の方向感としては、安全資産からリスク資産へと資金を振り向けていくことになるのが通常路線と考えていますが、あとは実際に株式市場でどう物色されるのかの順番を見極めていく必要があるかと思います。

おそらく、債券やREITを売って得た資金をすぐさま新興株や新興国通貨などに急旋回してリスク選好してくる動きにはならないと思いますので、同じくキャピタルゲインを狙う投資としてもかなり選別色は強まるのではないかと思います。

そうなった時に順番としてはまず景気敏感株の優先順位が高いと思われますので、やはり半導体セクター、その次は素材セクターであることに変わりないでしょう。

とくに足元の決算発表で一時的に売られただけの株にはバリュエーションの修正と、それ以降の景気回復を期待した上値余地の両方で値幅が期待できることでしょう。

あとは一見すると全く株式市場と関係ない話に聞こえるかもしれませんが、この土日には天皇皇后両陛下が即位パレードでお出ましになり、「祝賀御列の儀」が挙行されました。

目先11/14~11/15には天皇催事のメインとなる『大嘗祭』が控えていることも忘れてはなりません。

問題はこの『大嘗祭』の後です。
宮中にとっても令和の新時代幕開けを象徴する非常に重要なイベントであることは間違いなく、これを契機として日本国内のリスク要因が噴出してこなければ目先の調整局面は無視してもよくなるでしょう。

天皇家をめぐっての思惑は今後、相場にとって大きな変動要因になる可能性もありますので、ニュースは逐一追っていくことにしましょう。

すっかり個別株についての紙幅が狭くなってしまいましたが、本日はユニ・チャーム(8113)や阪和興業(8078)などが決算で大幅安となった一方、ホンダ(7267)が下方修正に自社株買いの合わせ技で大きく買われています。

この辺の銘柄は今後の市場物色を見ていく上でも要監視の銘柄と言えるでしょう。


≪加藤コラム内でご紹介の銘柄≫
◆日本カーバイド工業(4064)[化学]
株価急伸後の日柄調整を経て一段高。
先週末の決算は事前想定通りに減益。
しかし、悪材料出尽くしで買われたパターン。
ここからの上値に期待感。

◆日本マイクロニクス(6871)[半導体]
半導体の出遅れ銘柄が決算前にじり高基調。
前回の決算売りをほぼ埋め戻す形で高値圏へ。
株価はご紹介から15%UP!
元より今期の決算期待は薄く、注目は来期見通し。

◆黒田精工(7726)[機械]
10/7ご紹介で株価1.5倍に!
その後は足元で調整入りしていたが、25日線付近で反発。
本日引け後に上方修正発表。
中間決算発表は明後日予定だったがギリギリで駆け込み。
明日の値動きに期待。

◆三井ハイテック(6966)[電気機器]
上記の黒田精工と言えば合わせて見ておきたいのが三井ハイテック。
本日も高値更新で9/4ご紹介から株価は46%UP!
このまま株価1.5倍超えに突き進んでほしい。

◆ニチリン(5184)[自動車用部品]
自動車向けホースを手がけており、ホンダ向け主体。
ホンダの決算好調を手掛かりに資金流入!?
9/30ご紹介から危なげない動きで株価は20%UP!
第3Q決算発表は明日を予定しており、続伸に期待感♪

≪特別無料ご紹介の銘柄≫
■社長大石ご入会プレゼント銘柄(****)[ガラス・土石製品]
10/18~渾身のレポート付きでご紹介中。
10/31の決算発表を経て株価一段高へ。
ご紹介から株価は40%UP♪
11/8にレポート追記あり。

■無料特典社長大石のプレゼント銘柄(****)[機械]
11/1に社長大石の誕生月を記念して一部会員様にご紹介。
先週末の決算発表をうけて本日は上振れで年初来高値更新。
その後は売り物に押されるもトレンドは継続。
発表後にこそ本格買いで少しずつ買い直していきたい。

≪ポイント利用でご紹介の銘柄≫
■あすなろスコープ銘柄〈9/16号〉(****)[自動車部品]
11/5に決算発表通過で上振れ反応。
独立系だがトヨタと親密。
本日も年初来高値更新でご紹介から株価33%UP♪
徐々に物色が本格化してきた可能性。

■あすなろスコープ銘柄〈10/4号〉(****)[自動車部品]
10/30に決算発表通過で大きく上下。
やはり結局は買われてくる銘柄。
本日も年初来高値更新で上値指向強し!

≪あすなろ単発スポット銘柄の動向≫
★トップ・オブ・チャーティスト加藤銘柄(****)
宣言通りに【株価5倍達成】♪♪♪
信念強いホルダーの皆様おめでとうございます!

★スタートダッシュ権利銘柄(****)
●●●メーカーの本命。
狙い通りに業績上振れで公開後高値更新。
決算通過で材料出尽くし!?
そんなはずは無く、機関投資家はこれから本格物色か。

★プラチナムシークレット銘柄(****)
すでに最終目標株価達成で取り組み終了だが、
その後も上値を伸ばして株価4倍超え!
本日も上場来高値を更新、上値追いが止まらない。
やはり今年の化学セクターは期待を裏切らない。

★ラストまんもす銘柄(****)
200日線突破で上昇スピード加速。
連日の年初来高値更新にまんもす銘柄本領発揮か。
株価は15%UPで『利確ポイント』達成!
次なる目標は2600円!!!

★リアルブラックパール銘柄(****)
決算後の強気買い一辺倒で公開後高値更新!
さらに株価は2000超えと『利確ポイント』到達。
この水準で利食い売りをこなせれば年末一段高期待も。

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【 相 場 の 格 言 】
『市場で自らを鍛え、何かを学び取りたいと念じるなら、身銭を投じて、自らの手口を注視し、失敗から教訓を得ることだ』
(ジェシー・リバモア)

それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
ユニ・チャーム(8113)
阪和興業(8078)
ホンダ(7267)

執筆者:加藤あきら

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