2005-8-15 21:12更新分
本日の、国内株式市場は、先週の大幅な上昇に対しての警戒感や、利食い売りが上値を抑える展開となり、
前週末終値近辺でのもみあい商状となった。
日経平均株価は、前週末比5.13円安の12256.55円と続落。
一方、TOPIXは、時価総額の大きい銀行や鉄鋼等の内需株が上昇したことでつられ、
前週末比3.64ポイント高の1248.77ポイントと6日続伸。
業種別では、33業種中24業種が上昇。
新日鉄(5401)・住金(5405)・神戸鋼(5406)の鉄鋼が上昇率1位。
三菱東京(8306)・UFJ(8307)・三井住友(8316)・みずほ(8411)の銀行業が2位。
卸売業、石油・石炭製品、証券・商品先物も高い。
半面、日産(7201)・トヨタ(7203)・ホンダ(7267)の輸送用機器が下落率1位。
オリンパス(7733)・HOYA(7741)の精密機器も安い。
個別銘柄では、新日鉄(5401)の増産の恩恵を受ける黒崎播磨(5352)/400円(+50円)が大商いで買われ、日経平均に新規採用が決まったファーストリテイリング(9983)/7380円(+570円)が一時ストップ高。
ジャレコ(7954)/309円(+52円)、新潟交通(9017)/212円(+33円)も高い。
半面、決算で赤字転落を発表した岡本硝子(7746)/877円(-100円)がストップ安比例配分。
エンジャパン(4849)/501000円(-33000円)、不二サッシ(5940)/395円(-18円)も安い。
本日場中に、「まーけっと・あれこれ」でお伝えしたように、J-REITが軒並み安い。
東証一部の値下がり率ワースト5に、日本レジデンシャル(8962)/574000円(-25000円)とニューシティレジデンス(8965)/599000円(-24000円)が入ったほか、値下がり率上位30銘柄中8銘柄が、J-REITとなっている。
J-REIT(不動産投資信託)軒並み安。
J-REITが、軒並み東証一部の値下がり率上位にきている。
長期金利が、上昇傾向にあり、相対的に売られているようだ。
日本レジデンシャル(8962)/571000円(-28000円)、ニューシティーレジデンス(8965)/599000円 (-24000円)、日本ロジステック(8967)/670000円(-23000円)、野村不動産オフィス(8959)/762000円(-26000円)など。
2005-8-15 21:12更新分
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