株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2019-11-18 15:00:00

加藤あきらの投資戦略室

半導体株の上値余地拡大、“夢”を買う相場と目先の要注意ポイント

はい!本日は【トップ・オブ・チャーティスト加藤銘柄】の上値追いが止まらずに、推奨時の株価より7倍に達してきました。

東京エレクトロン(8035)やレーザーテック(6920)にみられるように半導体株が再び上値をとってくるようになってきていますね。これはシクリカル系の循環物色再開の合図でしょう。

上記の【トップ・オブ・チャーティスト加藤銘柄】が上場来高値を更新してきたことも改めて納得です。

前回同様の物色の順番をおさえながら、追加買い分は短期資金として回転させていくチャンスですね。

さて、半導体株が再注目されたことは非常に喜ばしいことですが、この土日のあいだ日経新聞はお読みになりましたか?
この中で『世界の半導体10社、増益転換・・・』とやはり半導体株の上昇を裏付ける記事が出てきましたね!

これで先週まで調整含みだった半導体株が息を吹き返し、マーケットのけん引役として火がつきました。
これをただ日経新聞に記事が組まれたからと考えてはダメです、それだとただの材料株としての側面しか見ていないことになります。

米国の半導体製造最大手であるアプライドマテリアルズが高値更新してきていることを手がかりにして半導体株は次の相場に移行したとみる必要があるでしょう。

ディスコ(6146)なども以前にこのコラム内でご紹介した時は株価は16000円付近でした。
すでに1.5倍になっている銘柄をここからさらに上値を狙っては買いづらい…というのが投資家心理かもしれませんが、事情が異なってきたという発想の転換が必要になってきます。

株価上昇は何でも一緒というわけでなく、なぜ上昇しているのかを探ることが重要です。

以前は売られ過ぎ水準からの訂正の動きでしたが、今度はファンダメンタルも改善してシクリカル・グロースとしての側面に注目していく動きとなります。
つまり、低PER・低PBRといったバリュエーション評価ではなく、株価の“期待値”に着目してPEGレシオなどで投資家が“夢”を買う相場になってくるということです。

では、順当に半導体関連株を狙っていきたいところですが、どれも調整が小甘い感じですが仕方ないですね。

押し目買いしやすそうなものから狙っていきましょう。

半導体株は前にもたくさんご紹介していますので重なる部分も出てくるかと思いますが、RSTECHNOLIGIES(3445)や藤倉コンポジット(5121)などはしっかりと調整していますので、ちょっと仕掛けどころを探っていきたいですね。

あとは前に私がプレミアムメールを担当していた時にお取り組みいただいた銘柄ですが、イソライト(5358)やイハラサイエンス(5999)など、少し脂が乗ってきている銘柄なども一段高気配が漂ってきています。

次の手としてはさらにダイフク(6383)やダイヘン(6622)、山洋電機(6516)など半導体からの循環物色狙い、半導体から派生したアイディアで日本電子材料(6855)、日本フェンオール(6870)、OBARAGROUP(6877)などの周辺技術関連株狙いなどでもよいでしょう。

つまるところ、投資家は今、半導体株の調整一服感を経て、次の相場に乗るか乗らないのかの選択を迫られているわけです。

高値でつかまっていた半導体株のシコリ玉をやれやれ売りしている場合ではなく、むしろサムコ(6387)などは買っていかなければならない局面に来てますよと、相場はそう言ってます(笑)。

あとは目先この相場についていく上での攻めと守りの部分を再確認しておきますと、いよいよもって相場の重要変化日が近づいてきています。

以前書いたコラムでも、だいぶ前の段階から相場サイクル変化日の11/25前後を要注意としておりました。

これにしたがえば、それまでは高値保ち合いで強気継続で、今週からは徐々にポジションを落としていく戦略となります。

あるいは、売ってしまうと次が高値警戒感から手が出せなくなってしまうという方などは現物株のヘッジとしてプットオプションを数枚持っておくとか、VIX連動のETF例えば(1552)とか、日経ダブルインバース(1357)を仕込んでいくとかのヘッジ戦略も重要な一手になってくるかと思います。

要はそれを活用していくタイミングで、ここから先を下落目線で見ましょうということではありません。
あくまでも予防的措置として11/20前後からポジションをとり、11月いっぱいはホールドするイメージでしょうか。先物やオプションの場合には12月メジャーSQまでの期近を意識です。

相場の温度感というのは非常に重要なところで、やたらと強気が蔓延してきた矢先で梯子が外されることが多いことに気をつける必要があります。
先行する半導体株の相場の幕が開いたからこそ、ここからは奇襲に対して要警戒モードで慎重さも同時に求められる相場になってきそうですね。


≪加藤コラム内でご紹介の銘柄≫
◆東京エレクトロン(8035)[半導体]
ご紹介時の株価14000円付近からは66%UP!
今年の相場のけん引役は半導体。
シクリカルの見直しだけでなくグロース期待も。

◆アドバンテスト(6857)[半導体]
年初にご紹介時した時が年初来安値付近。
そこから一貫して上昇し株価はまもなく株価3倍に!
こちらも半導体株では外せない存在。
メモリ復調の兆しは関連銘柄への波及も後押し。

◆東京精密(7729)[半導体]
こちらもご紹介時の2600台円から株価は1.5倍にUP!
年初来高値更新で上値追いは加速。
いずれ5000円台の高値更新も見込めそうだ。

◆日本マイクロニクス(6871)[半導体]
10/10にご紹介から1か月強が経過。
株価は906円⇒1214円で34%UP!
直近の決算発表は厳しい内容だったが、
今期に対する期待感は大きそうだ。

◆タカトリ(6338)[機械、半導体]
9月ご紹介より鳴かず飛ばずだが出遅れ候補としては有望視。
決算材料の織り込みが完了すれば悪材料出尽くし同然。
チャート形状も次第に整ってきており、発射待ちか。


≪特別無料ご紹介の銘柄≫
■社長大石ご入会プレゼント銘柄(****)[ガラス・土石製品]
10/18~渾身のレポート付きでご紹介中。
10/31の決算発表を経て株価一段高へ。
先週末に大きめの陰線を引いたが一転して上昇!
ご紹介から株価は48%UP♪
11/8にレポート追記あり。

■無料特典社長大石のプレゼント銘柄(****)[機械]
11/1に社長大石の誕生月を記念して一部会員様にご紹介。
高値保ち合いに入り膠着。
あと数日の日柄調整後は一段高期待も。

■加藤あきら三冠王達成記念無料特典銘柄(6082)[サービス]
中間決算および業績上方修正発表で急伸!
本日も続伸で年初来高値更新が視野に!
利益率の改善は想定以上でファンダメンタルも◎。

≪ポイント利用でご紹介の銘柄≫
■あすなろ外株レポート〈11/5号〉(****)[ゴム]
株価3連騰で約14%UP!
設備回復が本当ならば買い!
まだまだ初動の域で、本日も押し目は浅い。

■あすなろ外株レポート〈10/29号〉(****)[機械]
決算発表前後で売られるも本日V字回復!
株価はご紹介後の高値更新で約5%UP!
機械株の出遅れ修正の動きはここから本格化か。

≪あすなろ単発スポット銘柄の動向≫
★加藤あきらのビッグマネー銘柄(****)
決算発表のガイダンスリスクを通過して一段高。
株価はご推奨から55%UP!
なおも公開後の高値も更新し、上値追いに死角なし。

★トップ・オブ・チャーティスト加藤銘柄(****)
冒頭でお知らせの通り上値追い止まらず株価7倍に!
半導体関連としての資金流入で天井知らず。
すでに最終目標株価を突破済みで株価上昇を見守るのみ。

★あすなろプラチナム権利銘柄(****)
ご推奨から株価2倍超え達成!
すでに『第3利確ポイント』通過し一段高。
Yahoo、LINEのM&A思惑も話題性として◎

★大口サードアイ銘柄(****)
地合いに左右されない驚異的な強さ!
本日も難なく年初来高値を更新!
押し目待ちに押し目なしの展開続く。

★ダイヤモンドテンバガー銘柄2019(****)
ご参加者の期待を一身に背負う成長株にアク抜け感。
本日は売り物をしっかりとこなしての上昇に胸も弾む。
中小型の成長株にも資金流入か。

★みんな大好き低位株(****)
材料株相場にはもってこいの銘柄。
やはり上放れして強含みだが、理由は不明。
チャート形状が整ってきて材料発表が待ち遠しい。


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【 相 場 の 格 言 】
『市場で自らを鍛え、何かを学び取りたいと念じるなら、身銭を投じて、自らの手口を注視し、失敗から教訓を得ることだ』
(ジェシー・リバモア)

それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
RSTECHNOLIGIES(3445)
藤倉コンポジット(5121)
イソライト(5358)
イハラサイエンス(5999)
ダイフク(6383)
ダイヘン(6622)
山洋電機(6516)
日本電子材料(6855)
日本フェンオール(6870)
OBARAGROUP(6877)
サムコ(6387)
国際のETF VIX(1552)
日経ダブルインバース(1357)

執筆者:加藤あきら

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