出遅れが鮮明な低バリュー株の水準訂正で利益を狙う
名古屋を地盤とした半導体の電子部品、機器商社であり、商社機能とメーカー機能を持ち合わせる。取引先はトヨタ自動車(7203)やデンソー(6902)などといった自動車および自動車部品メーカー向けが約9割を占める。ITや組込機器、計測などFA(ファクトリーオートメーション)の実績が豊富で、IoT化ではこれまで集積したデータが有益な価値となる。
業績面においては電子制御が進む自動車向けシステムLSIなどの販売のほか組込ソフトウェア、ハードウェア開発支援や受託開発を行うデバイス事業が前期比8.9%増収、FAシステムや特殊計測システムの設計にあたるソリューション事業が同10.8%増収とトップラインの伸びが継続。売上高が伸びた分、販管費も増加してはいるものの中間期での利益進捗率は例年と比べても高い。
株価は2018年1月を高値にして下落トレンドが続いているものの、徐々に売り一巡から下値は限定的の動きへと変化。足元では市場の物色も景気敏感株に一服感が出ていることからヨコに広がりやすく、商社などの低バリュー株も買われてきている。商社としてだけでなく独自開発メーカーとしての強みやIoT化進展の流れとしてテーマ見直しの動きが始まってくるようだと面白そうだ。
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