業績改善とあわせて需給良好なシクリカルグロース注目株
山一電機(6941）
半導体の検査用ソケットの大手で、コネクタ向けとしてFPC（フレキシブル配線板）などの基板や検査向け等を主力としている。半導体検査用のプローブカードも手がける。取引先は通信・自動車・産業機械向けなど裾野が広い産業がメインとなる。
業績面は11/5に中間期業績を発表、足元7-9月期はこれまで半導体メモリーの落ち込みが特に鮮明だったが、在庫調整の一巡から大きく改善してきており、今後も需要増からの回復が見込まれる。前期比ではまだ売上高・利益ともに減速であるものの、四半期ベースでの回復が堅調なことから通期計画に対しては強気でみてよいものと思われる。
株価は直近で年初来高値を更新するなど堅調な展開となっており、水準としては景気後退懸念が深まった昨年10月以来の水準を回復している。今後は需給好転が鮮明となったことで、更なる上値を伸ばす期待の高まりとともにシクリカル・グロースの面が前面に出てくると思われる。過去の高値は2017年の2580円をつけており、これも中期的なターゲットになりやすいだろう。
半導体の検査用ソケットの大手で、コネクタ向けとしてFPC（フレキシブル配線板）などの基板や検査向け等を主力としている。半導体検査用のプローブカードも手がける。取引先は通信・自動車・産業機械向けなど裾野が広い産業がメインとなる。
業績面は11/5に中間期業績を発表、足元7-9月期はこれまで半導体メモリーの落ち込みが特に鮮明だったが、在庫調整の一巡から大きく改善してきており、今後も需要増からの回復が見込まれる。前期比ではまだ売上高・利益ともに減速であるものの、四半期ベースでの回復が堅調なことから通期計画に対しては強気でみてよいものと思われる。
株価は直近で年初来高値を更新するなど堅調な展開となっており、水準としては景気後退懸念が深まった昨年10月以来の水準を回復している。今後は需給好転が鮮明となったことで、更なる上値を伸ばす期待の高まりとともにシクリカル・グロースの面が前面に出てくると思われる。過去の高値は2017年の2580円をつけており、これも中期的なターゲットになりやすいだろう。
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