株価は保ち合いを制して25日線回復、上昇本格化の期待高まる
封止や切断加工に強みがある半導体製造装置の大手で、樹脂封止技術を活かした超精密金型製作におけるリーディングカンパニーでもある。そのほか燃料電池のセパレータ用の金型製作やLED金型など独自のナノ加工技術を駆使した超精密・微細加工技術に定評がある。
業績面においては11/11に中間決算を発表し売上高は前期比▲23.9%の減収、営業利益は1Q段階での赤字幅が大きく赤字転落であるが、四半期ベースで大きく改善傾向にあることやシェア独占となっているコンプレッション装置の受注が堅調の模様で、下期以降は赤字解消の見込みと発表している。
株価は11/14に高値をつけた後は中段もみ合いとなっており、先週末に25日移動平均線を上抜けた。週末に伴う手仕舞い売りも25日移動平均線をサポートにしてしっかりと受け止めたことから、本日以降は再び上値を試す展開が期待できるものとみる。
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