突然ですが、ダイセキ（9793）を最大手として構える「廃棄物処理関連」をチェックしておきたい。

いわゆる「静脈産業」と言われるこの分野がどんなものなのか？・・・を深く話し出すと複雑なのでここでは省略ぎみで進めることとし、なぜチェックすべきなのか？にスポットをあてます。

まず市場規模はおよそ5.3兆円と言われていて[飲料]や[旅行]等と同等の水準。また、産業全体でみると12兆円を超えるという推計もあり、そうなると[コンビニ]・[スーパー]と肩を並べる大きな規模感になります。

では、何故目立たないのか？

業態の地味なイメージもさることながら、シンボルとなる巨大企業の不在も挙げられます。ＩＴならソフトバンク・ＥＣなら楽天・車ならトヨタ・衣料ならユニクロといった感じでセクターごとにイメージがしやすいシンボル企業がいるものですが、未だ不在。

現在は平均従業員数が20名以下の中小零細が散らばっている勢力図。
正確には冒頭に書いたダイセキが居ますが時価総額1000億チョロ。シンボルというにはまだまだ少し寂しい感じ。

他方、世界中が環境問題に取り組んでいる昨今。静脈産業に明るい光が差し込んでいる背景があります。先頭打者として【リサイクル分野】が軒並み急成長しているのを目の当たりにしていた方も多いと思います。

となれば、川上の【廃棄物処理関連】もそろそろなのでは？と思っているわけで・・・

つまり！このセクターにおけるシンボル企業候補を洗い出せば、そこにプロフィットチャンスの予感が、というわけです。

こんな時は、サイズの小さい会社で利益率が高いところを狙いたいですよね。同感です。ザっと並べてみます。

タケエイ（2151）
時価総額　約300億
利益率　　約9％

ミダック（6564）
時価総額　約200億
利益率　　約28％

フジコー（2405）
時価総額　約30億
利益率　　約10％

要興業（6566）
時価総額　約130億
利益率　　約7％

＊1月16日時点の数値

ちなみに最大手のダイセキは
時価総額　約1300億
利益率　　約19％
まぁ確かにこのセクター内では【THE存在感】を放ってますね。

そんな中でも注目はミダックの利益率。約30％はめちゃくちゃ優秀ですね。年末に東証1部に昇格しここから益々活躍が楽しみな同社。
フジコーもいいですね。サイズ感と利益率のバランス。ここから10倍でもまだまだ300億。業界違いですが、過去に私が秋元相場の初動を掴まえたエニッシュ初期のよう・・・
セクター全体が注目された場合、このサイズ感は積極的に物色される可能性が高いので早めのウォッチがお勧めです。

また、小さな会社が散らばっているという事は、吸収合併を繰り返し小粒が大玉になって行くのも見ものです。

となれば【Ｍ＆Ａ】や【ＴＯＢ】など最近流行りのキーワードと絡めて一段と盛り上がってくるでしょう。

という事はとどのつまり、機関投資家の巨額マネーを動かす可能性も出てきますよね。

そうなる前に
あすなろ会員様にはここ「二言目」にて最速でお伝えしておきます。ご参考。

では今週もよろしくどうぞ

相場はあすなろ投資顧問と共に


執筆者:大石やすし



PS:【重要】紹介銘柄の一言目＋α

＊ここは現在トータルで高パフォ―マンスとなっている大石銘柄有料企画に触れていくコーナーです。

★社長大石のキングダイヤモンド銘柄
指数に対して個別が強い相場。今は投資家が稼ぐターンです。何を買えばいいか？結論から言えば「国策に絡む強い銘柄」。この会社は本業もさることながら国土強靭化の一角としても人気化する製品群を持っています。韓国・中国・台湾・タイ・マレー・インドネシア・米国に拠点を持ちグローバル展開も射程圏内。条件は揃っている。

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ご紹介から↑90％　↓なし
はい、カタカナの方。+58％付近で若干のヨコヨコ感。利益を急ぐ方は残りの玉も利食っちゃって良いかも。

[I]
ご紹介から↑34% ↓2％
さらにもう一段高で34％↑まで上昇。まんもす流に言えば益々興奮すべき水準。私がご紹介してからのチャートを改めてご覧あれ。あぁ美しい・・・

[J]
ご紹介から↑18％　↓4％
900円台前半ではだれか集めてるように見えますね。1075円付近で利食って残った玉は今月末から来月に期待。

或いは、最新の「新春ドリームボーナス銘柄」をお手に取るも良し。こういった抽選イベントはあすなろ投資顧問のお家芸。それだけに、自信しかありません・・・


【今回ご紹介したものまとめ】

ダイセキ（9793）
タケエイ（2151）
ミダック（6564）
フジコー（2405）
要興業（6566）

新春ドリームボーナス銘柄
＊残念ながら抽選に外れた方は次回をお楽しみに。