今後の業績好転を見込みながらテーマ株物色にも期待
自動車ロックシステムの大手で、主要販売先は日産自動車である。住宅やコインロッカー、宅配ボックス向けの施錠部品なども手がけており、IoT対応でセキュリティ能力を増強したスマートロッカーの開発に注力。KDDIや鉄道会社と組んで、新型ロッカーの開発を進めている。
業績面においては11/14に中間決算を発表して増収減益の着地となったが、自動車部品事業の落ち込みに対してセキュリティ機器事業では増収増益となり、自動車業界の回復が待ち望まれる。足元では一部改善の兆しが見られ始めた自動車部品事業が持ち直してくれば来期にかけての期待が持てるようになりそうだ。
株価は1400円付近の厚い抵抗ラインに阻まれて保ち合い色が強まっているが、昨年後半にはスマホを使ってコインロッカー予約ができる「スマホdeロッカー」の新サービス提供開始を発表。通信大手KDDIとの共同開発案件がローンチし、今後さらなる協業の深化が進むとみられる。また、今後はトヨタはじめMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)の大型コンソーシアム構想を受けた関連銘柄への物色も期待できることから、デジタル・キーを手がける同社においては材料株としての側面も評価されやすくなってくるのではなかろうか。
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