株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2020-01-27 15:00:00

加藤あきらの投資戦略室

ついに暴走が始まった過剰流動性マネー、今後の展開は決まった!

休日中には新型肺炎のニュースが多く取り上げられ、世間的にもウイルス関連の話が広がってきましたね。

少しずつ現状が明らかになってくると、人間の直線思考から今後に対する恐怖が蔓延・伝播して大変なことになるのでは?と想像してしまうのかもしれません。

マーケットでは感染拡大の恐れから週明けの日本株も大きく値下がりスタート、一時は500円を超える日経平均の下げ幅となりました。

中国の春節期間中にどれくらい影響拡大するのか分かりませんので、「とりあえずアジア市場で真っ先に始まる日本市場で売っとけ~!」とヘッジ売りが嵩んでいるのだと思われます。

グローバルマネーの動きでは毎度毎度の流れですね(笑)。

私は前々からお伝えのようにこのウイルスのニュースは昨秋のうちから取り上げてきました。

この手の話は簡単には収束せず、少なく見積もっても数ヶ月間は燻ることになるだろうとみていますし、さらに脅かすつもりはないですが、私はまだまだ序の口だと思ってニュースを追っています。

まずは手洗い・うがいを徹底して、御身を守ることを最優先してほしいと思います。

株式市場では全面安展開で、セクター別では値上がりしているのが長期経営計画が好感されて三菱地所(8802)が引っ張る不動産業だけがプラスといった状況です。

先週末の米国市場でも新型肺炎の話で下げてますが、もっと注目すべきはリスク指標のジャンクボンド・米10年債利回りの動きです。
典型的なリスクオフで本日はまだサポートライン付近で下げ止まっておりますが、今晩の米国市場でこれらが続落するとなるとサポート割れとなってまいります。

マーケットの調整としては下げの初動と言え、今週のスケジュールを確認しますと、明日から29日にかけて米FOMCが開かれるほか、1/31の英ブレグジットの日程が控えております。

この英国がブレグジットした後の影響としては金融市場が無傷で通過することは考えづらいため、今週中に調整一巡とはなりにくいものと思われます。

日本ではくしくも企業の決算発表シーズンに入ってきておりますので、個別でみれば決算発表に一喜一憂しやすくなるとみられる以外は、全体として底上げの雰囲気がみられた日本株に地すべりが起こる状況となっても不思議はありません。

では、どこで調整一巡となってくるのかが気になるところかと思います。

まず、為替の動きから最も注目しておきたいのは当面の日銀の動きになります。
2月には日銀金融政策決定会合がありません。ところが、マーケットでリスクオフの状態が深まってくると日銀が動かざるを得なくなってくることでしょう。

実はこれが待ちに待った“次の相場への合図”となります。
単に調整完了を意味するものでは無く、俗に“バブル相場”と言われるマネーの暴走が始まってくることに他なりません。

おそらくマーケットではまだ疑心暗鬼でしょうから、投資家の皆さんも期待はしていてもいま一つ確信が持てずにいることでしょう。

しかし、私は今回のウイルス騒動でこの確信度合いをかえって深めることとなりました。
昨年のうちからこのウイルス関連の相場を話していたわけですが、その時はまだ多くの方々が疑心暗鬼だったと思います。

ここから約1か月弱程度の調整局面では次の“大相場へとつながる芽”が出てくることになるでしょう。

まだ目先の動向から慌てる必要は全くありません!
中長期的にみた値下がり幅も時機も想定の範囲内にとどまっており、まだ“その時”ではありません。
今はしっかりと押し目の水準を見極めていく必要があるところです。

本格買いのタイミングは今後の日銀の動向から読み取れるはずですので、今は変に飛びつき買い・狼狽売りすることなく、しっかりと将来を見据えて資金を守っておくところです。

将来と言っても遠い将来の話ではなく、2月下旬~3月にかけての底打ちした後、4~5・6月にかけての近い将来での話です。

金融緩和で過剰に膨らんだマネーが日本株になだれ込んできた暁には、日経平均が30000円に達するのもあっという間の出来事かもしれません。

少なくとも巷で喧伝されているような暴落相場が訪れることになるのはその後です。
今は米FRBも緩和策をとっている状況ですから、今年6月までの下げ局面は基本的に調整と考えるのが妥当なところでしょう。

おそらく、そのタイミングも日銀が知らせてくれることになるだろうと私は考えています。
この辺の詳しい話は近々にでもまたセミナー等でお話する機会があった際に解説させていただこうと思います。

足元のいわば「誤差の範囲」と言えるような値動きに惑わされてはいけません。
今回の新型コロナウイルスは以前のSARSの時の相場を教訓としてみておくとよいでしょう。本日配信の『YEN蔵レポート』にも詳しく解説がありますのでご参考ください。

株式に限らず投資の基本は“価値の見極め”ですから、今はしっかりと価値を生み出せる企業への投資を最優先にしていきましょう。


≪加藤コラム内でご紹介の銘柄≫
◆大幸薬品(4574)[医薬品]
1/8ご紹介から株価は最大37%上昇!
ウイルス感染拡大で『クレベリン』が話題に。
先週末に押し目を作り、本日は高値更新。

◆大日光・エンジニアリング(6635)[電気機器]
1/15ご紹介から株価は140%上昇!
車載向け電子基板の拡販を材料視。
時価総額が小さく浮動株が少ないため株価ぶっとび。

◆カイノス(4556)[医薬品]
11/28ご紹介から株価は40%上昇!
ウイルス関連の派生で検査薬に物色の矛先。
出遅れ物色がみられたとなれば材料の賞味期限も意識。

◆RSTECHNOLOGIES(3445)[半導体]
9/4ご紹介から株価は最大47%上昇!
10月末に高値を形成した後は調整含み。
3ヵ月の下落トレンドからそろそろアク抜けが近そう。

◆ウェザーニューズ(4825)[情報・通信]
9/5ご紹介から株価は24%UP上昇!
直近で高値形成も利益確定売りは限定的。
上昇トレンド継続で上値期待が残る。

≪あすなろ単発スポット銘柄の動向≫
★大口サードアイ銘柄(****)
高値保ち合いから上昇本格化!
保ち合い上放れは大相場の予兆か!?
半導体関連で本命視する同株には期待大。

★リアル・シークレット銘柄(****)
足元の25日線割れから出直りで再び上値を窺う動き。
半導体関連株の強含みから物色意欲が再燃。
無機化学に強みを持っており、株価はまもなく1.5倍へ。

★レイワサムライ銘柄(****)
株価1.5倍を達成してなお上値伸ばす。
足元で5Gの話題旺盛で調整知らず。
第3利確ポイントまで突き進みそうな勢い。

★ハッピーバースデーあすなろ銘柄(****)
株価1.6倍を突破して高値更新!
次の第3利確ポイントに向けて好調推移。
チャートは休養からボラティリティ一気に拡大へ。

★裏道王道銘柄(****)
あすなろのテンバガー達成銘柄がなおも高値更新。
上昇率は驚異の1044.81%に達し、株価11倍を超える。
次はダブルテンバガーを目指せるか!?

★楽勝スイングトレード銘柄(****)
トレードに今ひとつ自信が持てない人にオススメ☆
株価の値動きを利用して利益を増やすコツを余すことなく伝授。
これからの上値余地が大きい中期的な成長見込みの株を推奨。
▼【楽勝スイングトレード銘柄】とは?サイト内特設ページでご案内中
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【 相 場 の 格 言 】
『人が冷静さを失っているとき、あなたが冷静さを失わなければ、
 あなたは富を築くことができる。』
(マーク・リッチー)

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
三菱地所(8802)

執筆者:加藤あきら

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