国内株式市況。
　 　
本日の、国内株式市場は、朝方は海外株安から、CMEの日経平均先物に鞘寄せする動きで安く始まった。
その後、恐らく需給関係としかいいようがないが、上昇に転じ、一時、日経平均株価は、12369.74円と連日の高値を更新した。
一部では、投信の設定に伴う買いも入ったようだ。
が、午後に入り伸び悩むと、再度、利食い売りがでて、結局、反落して取引を終了した。
日経平均株価は、前日比42.55円安の12273.12円。
一方、TOPIXは、前日比2.02ポイント安の1250.10ポイントと8日ぶりの反落。

業種別指数は、33業種中9業種が上昇。
郵船（9101）・商船三井（9104）・川崎汽船（9107）の海運業が上昇率1位。
次いで、旭硝子（5201）・板硝子（5202）・日本電気硝子（5214）のガラス・土石製品が2位。
鉱業、卸売業、銀行業も上昇。

半面、オリンパス（7733）・HOYA(7741）・シチズン（7762）の精密機器が下落率1位。
新日石（5001）・昭和シェル（5002）・コスモ石（5007）の石油・石炭製品が2位。
その他製品、水産・農林業、保険業も下落した。

個別銘柄では、個人投資家に人気の、ソフトバンク（9984）/5450円（+380円）やヤフー（4689）/261000円（+8000円）が商いを伴い買われた。
ヤフー（4689）は、引け後、9月30日時点での株主に対し、1：2の株式分割を発表した。

半面、業績を下方修正したシチズン（7762）/891円（-57円）が売られ、モルガンスタンレー証券が「オーバーウエイト」から「イコールウエイト」に投資判断を引き下げたKDDI(9433）/582000円（-17000円）も安い。

全くもって個人の想像だが、私の回りのサラリーマンには、今日まで夏季休暇で明日から仕事の出社する人が多い。
今日の、日中の動きなんかを見ていると、海外株安から、朝方安く始まったところで、最後の勝負とばかりに、売買を行い、引けにかけて、明日から出勤なので、手仕舞いをしたというような投資行動をとった気がする。
需給面での下支えも、そろそろ・・・かな。



補足）本日、自民党の綿貫氏（元衆院議長）、亀井氏（元政調会長）らが、午後、記者会見し、新党結成を発表した。
新党の名称は、「国民新党」で、代表には、綿貫氏が就任するようだ。


2005-8-17 18:34更新分



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