株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2020-03-04 13:00:00

加藤あきらの投資戦略室

やはり“バブル”が起こってしまう可能性

先週からの激しい値動きのマーケットですが、乱気流の渦に巻き込まれた投資家の方も少なくないでしょう。

でもご安心ください。
これまでもお伝えしてまいりましたように、この不透明感の霧が晴れるのにはもう少しの辛抱が必要となりましょう。
しかし資金管理さえ出来ていればこの波乱の相場で生き残ることができるだけでなく、その後には強烈な上昇相場が到来するシナリオは崩れておりません。

株式投資が嫌になって「もう全部投げ売ってしまいたい!」と衝動に駆られるような不安が市場を覆っている時は、たいてい“買い場”です。

それが「創業16周年のあすなろが出す答え、相場の知恵」でもあるわけです。

こんな時だからこそ【あすなろ創業祭2020 大金星銘柄・金星銘柄】もぜひご参加検討ください。

それにあたり、気になるのはやはり相場のゆくえでしょうか。

私はもうここまでくるとあまり心配をしていないのです。

それは資金管理の重要性を昨年末の段階から申し上げてきたのもありますが、何よりも金融当局が動いたことで緩和バブルが続く可能性を見出せたからです。

先日のセミナーご参加の方にはこの辺のことを詳しく解説しましたね。

そして、昨晩は米FRBが実際に緊急利下げを行いました。
私はどんな事態になってもこれ以上の利下げには踏み切らないだろうと考えてましたので、少し驚きました。

米FRBも日銀もこれ以上の金融緩和は出来ることなら避けたいわけで、これは大変重要な決断であると同時に中央銀行が市場の圧力に屈した形になります。

債券市場では新型ウイルス「COVID-19」の話が出た1/20ごろから米10年債利回りが1.6%台に低下し始め、この緩和を催促しながら織り込んできたわけだったとしか考えられないですね。

昨晩は米10年債利回りが史上初の1.00%を下回り0.935%まで低下しました。
この異常なまでの債券バブルはいつ終焉するのか、徐々に通常モードにソフトランディングできるのかが非常に神経質になるべきところで、今回の利下げ措置でより金融当局の手腕が試されることになろうかと思われます。

パウエル米FRB議長は今回の緊急利下げを行う際に、国際社会に公式な協調行動を求めるとともに更なる追加緩和を実施する用意もあると含みを持たせました。

市場の安定化を図るためのギリギリの綱渡りの中で、こう発言したことは良く言えば“相当な覚悟をお持ち”ですが、悪く言えば“金融市場のコントロールは無理!と投げ出した”とも言えます。

それくらい今の景気実態には不必要な緩和マネーが過剰に放出されることであり、行き過ぎた緩和というのは必ず“バブル”を生みだします。

それが現在の債券市場や先のビットコインなど仮想通貨にみられたバブル化現象です。
こうなってしまうと歯止めが効かないくらいに高騰し、パニック売りではなくパニック買いを誘発します。

今度は急いで引き締めようと利上げなどしてしまいますと、パニック売りで心臓マヒを起こし暴落してしまいます。

つまり、人為的にコントロールすることができないくらいに相場が過熱してしまう恐れが出てきてしまうわけなのです。

やはり異常と言わざるを得ない状況ですよね。

昨日も相場にちなんだ新規材料がいろいろと出てきて、どうやら欧州のECBも来週の利下げと債券買入オペ増額に踏み切る観測がありますし、フランスでは中小企業向けの支援中心に景気刺激策を打ち出す模様です。

全部はまとめきれませんが、インドの中央銀行も利下げ余地ありますよと言ったり(この前は見送ったくせに)、今週末に会合を控えるOPECプラスでは原油価格安定のために大幅な減産を検討しているとのことです。

他にも日本のマネタリーベースは2月の資金供給量が3.6%増で高い伸びを示したことなど、マーケットでは新型ウイルスでかき消されている重要なニュースが裏でバンバン出てきています。

ですから私は投資家が「いったいどこまで下がるんだ?」と不安で押し潰されそうなこの局面で、心配いらないと申し上げたわけです。

そもそも以前から申し上げておりますように今は異常事態で、“金融戦争”“情報戦争”といったいわば【戦時中】です。

今年は政治的なビッグイベントも多い年ですので、水面下で熾烈な駆け引きが繰り広げられているという認識を持っておけば、いつだって「有備無患」(備え有れば患(うれ)い無し)です。

せいぜいここから2番底が有るのか無いのかといった話だと思います。

目先の『小事』に捉われてはやはり将来の『大事』を見逃してしまいます。

投資家らしく自身の信じられる投資先を見つけて、春先を待てばきっと“サクラサク”になると思いますよ。

何かお困りの銘柄などがあればご相談ください。


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【 相 場 の 格 言 】
『人が冷静さを失っているとき、あなたが冷静さを失わなければ、
 あなたは富を築くことができる。』
(マーク・リッチー)

『最高のトレーダーは多くの独特な考え方をしている。
 彼らはその一つとして、恐れずにトレードを実行し、また同時に軽率なトレードと恐怖心によるミスを防ぐ心構えを習得している』
(「ゾーン 相場心理学入門」より)

それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
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執筆者:加藤あきら

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