業績回復が鮮明!強い下値サポートが有効な押し目買い候補
同社はソーシャルゲームからスマホアプリにシフトし、VRやブロックチェーンにも注力している。2月末に発表した第3四半期決算では大幅増益により通期予想を上方修正。前年同期の赤字から業績回復が鮮明となり注目度が高い。スクエア・エニックス(9684)と共同開発したタイトルが好調の模様。テクニカルでは2014年の上場以来、強い下値サポートラインとなっている500円付近まで下落を余儀なくされており、時価は買いの好機と見る。コロナによる外出自粛で巣ごもり関連としての特需期待もある株。
トレジャー・ファクトリー(3093)
リサイクル店を展開する同社は2月の月次売上が前年同月比10.8%増と今期一番の成長率となった。既存店でも前年同月比5.3%増と今期2番目の成長率。想定外の結果となったが、コロナの影響で出来る限り出費を控えようとする消費者からのリサイクル製品への需要が強いと見る。好調な結果にもかかわらず、株価はコロナショックの影響を免れず急落。ショック安が落ちつけば見直し買いが入ると見る。
大幸薬品(4574)
「正露丸」やウイルス対策の「クレベリン」などを製造販売し、コロナ関連株として2月にかけて大きく上昇した株だが、さすがに株式市場の全面安には逆らえず急落。
クレベリンは現在も店頭に並ぶとすぐさま売り切れてしまうウイルス関連の人気商品で、京都工場もフル稼働で生産にあたっているとのこと。中国から調達している資材が不足しているとのことで最大増産には踏み切れてないようだが、不足しているのはスティックタイプのみとのことでさほど影響はなく売上への大幅寄与は必至と見る。株価は75日線付近までの下落が見られ、ここで下げ止まれれば上昇トレンドは崩れずに再度上方向と見る。
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