為替は円高に振れるも日本株は底堅い、ようやく日本政府も動きだすか
ただいま絶賛募集中の【あすなろ万馬券銘柄】が、銘柄公開を1日前倒しで来週の月末31日に行うこととなりました。
まんもす藤井が4月の機関投資家ニューマネーの流入が例年よりも大きくなる可能性もあり、出遅れ厳禁と「緊急事態宣言」が発令されました!
今回の銘柄ですが、実は一発逆転の追い込み馬というよりも、昨年のGI桜花賞馬の栄冠を勝ち取ったグランアレグリア(牝:ディープインパクト産駒)よろしく王道の先行・差し切りを狙うこととなるでしょう。
業績はすでに来期を見据えての期待度は非常に高く、おそらく大幅減益・下方修正が相次ぐことになる中ではかなり目立つことになるのではないかと思います。
今後の成長性においてもコロナウイルス影響からかえって先進的な事業の活躍の場が広がると見込まれる、まさに時流を捉えた銘柄と言えるでしょう。
さて、本日は期末の配当権利付き最終売買日で朝方は勢いよく上値を試しにいきましたが、前場10時になる前に早々に値を消して伸び悩む展開となりました。
為替が円高に振れてきたことも失速につながったとみられますが、後場結果的に持ち直して日経19,000円台を回復しただけでも立派でしょう。
やはり月末近くで国内機関投資家などは動かないでしょうし、来週の配当落ちで再投資資金を振り向けるくらいのもので、個人の配当取り需要だけでは上値を追うのに限界がありますね。
昨日の下げに関しても、こうした市場参加者が薄いところに売り手がちょっと仕掛けただけとみられ、手口は外資が全体で買い戻した感じで野村が売り手の筆頭に躍り出ました。
米民主党のサンダース議員を使って決死の景気支援策妨害に動いたヘッジファンドも早々に売りから手を引いたとみると、株式市場は底堅くなってきているとみられます。
野村にいたっては単に年度末のまとまったオーダーが入って裁定が働いただけかもしれないですね。
昨日のコラムでも書きましたように、ざっくりとした今後の相場の流れを意識しておくと足元の動きは大して気にならないかと思いますが、やはり焦点は株式市場がバブルへと発展していくのかどうか気になりますよね。
そこで、バブルになる、ならないの話だと、信じるか信じないの議論になりますので、これは一旦ヨコに置くとして、今後の市場に対する見方で王道的なものも認識しておく必要があるかと思います。
去る25日、米メディアCNBCのインタビューでバーナンキ元米FRB議長が「コロナ・ショックからの経済回復は素早いものになる可能性が高い」と予想し、合わせて低金利が生み出す金融リスクへの警戒を促しました。
各所の閉鎖は経済活動に大きな影響を及ぼすため、確実に第2四半期、場合によっては第3四半期も景気後退となるが、『とても急激で短い景気後退ですむ可能性がある』との指摘で非常に的を射たものであると思います。
このバーナンキ氏はこれまでの様々な恐慌を研究してきた第一人者であり、米国のサブプライムショック(リーマン・ショック)を立ち直らせた立役者でもあります。
投資の世界の第一人者や経済学者などの見解を紹介している「The Financial Pointer」の記事でも鋭い指摘を行っています。
現在のFRBが採っている金融政策については、『社会的隔離が行われている現在、景気刺激策としての金融政策は機能しないとし、その要素は隔離が終了後に効き始める』と解説しています。
足元の現状を冷静に分析して楽観的な見通しを語りつつも、将来に及んでくるであろうリスクにも警鐘を鳴らす様は、まさに彼の頭脳明晰さが滲み出ている内容だと思います。
結論としてはバブルになろうが、なるまいが、いずれにしても大きな反騰相場のマグマは溜まっていることがご理解いただけるでしょう。
米国はサブプライムショックの時にGDPの5%に相当する政策発動を行い、今回は衝撃的な落ち込みが予測されるとしてGDP比10%に相当する政策発動を行うとして、米FRBが無制限の資金供給にまで踏み切っているわけです。これはとんでもないことです。
米国は完全に戦時体制に入っていますので、あとは日本だけ平和ボケで呑気に「お肉券」にするか「お魚券」を支給するかの話をしている場合ではないということです。
あとはいよいよ日本政府次第となりましたが、政府は景気判断を大幅に下方修正しましたので危機感が高まっているとみてよいでしょう。
これはネガティブな話ではなく、むしろポジティブに捉えるべきニュースです。
投資家は来たる(4月の第2週??)「非常事態宣言」「政策発動」に備えておくとともに、夢いっぱいの買い場を逃さないようにしてまいりましょう。
≪あすなろ単発スポット銘柄の動向≫
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【 相 場 の 格 言 】
『人が冷静さを失っているとき、あなたが冷静さを失わなければ、
あなたは富を築くことができる。』
(マーク・リッチー)
『最高のトレーダーは多くの独特な考え方をしている。
彼らはその一つとして、恐れずにトレードを実行し、また同時に軽率なトレードと恐怖心によるミスを防ぐ心構えを習得している』
(「ゾーン 相場心理学入門」より)
それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆者:加藤あきら
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