日本株は価値ある上昇!いざ、資産アップへ
ショック安を見事耐え忍んだ方であれば、中間反騰の目安61.8%戻しで資産目減り分の6~7割は戻している場合もあるかと思います。
ここでは銘柄ごとに戻り売り、あるいは追加買いなど選択肢が増えているはずです。
今度は資産増加を期待していく局面に入ってきたと言えるでしょう。
コラム内で紹介した任天堂(7974)、ヤクルト(2267)、大幸薬品(4574)などは新高値をマークしてきているようですが慌てる必要などありません。
世界中で金利が消失している今、株式投資で焦る必要など無く今後世界がどうなっていくのか、どうなってほしいかを考えながら銘柄を探していけば十分な利益が得られます。
具体的な銘柄をお探しであれば、現在募集中の【春の資産アップ銘柄】。
これから旬を迎える銘柄を掴んでおけばそれで事足りるかと思います。
昨晩の米国市場ではウイルス収束と早期の経済活動再開への期待に加え、G7財務相・中央銀行総裁がテレビ会議を行って追加策を検討とのことで大幅高しました。
いくらなんでもそれは前のめり過ぎでは?と思いますが、米国が先を進んで上値を伸ばしてくれれば出遅れの日本株は後追いできますから歓迎です。
本日も大幅上昇の翌日ということで反動安が気になるところ。。。かと思いますが、実は大して市場の出来高は増えていません。昨日はまあそれなりでしたが、東証1部の売買代金は2兆円そこそこです。
よってこの調子で出来高が段々と増えながら上昇基調を強めていくようだと、4月中もしくは5月GWあたりに原油安ショックを打ち消して21,000円まで届くこともあり得るでしょう。
これは3/24のコラムで予告(?)した展開とそう大きくは違わないはずです。
ちなみにこの時は5月に24,000円という大風呂敷を広げて、多方面から様々に反響がありました(笑)。
実際のところ、日銀は今週に入っての2日間、ETF買入れを行っておらず、単に二番底を懸念して売り込んでいた売り方が焼かれてショートカバー中心に相場を押し上げられたのだとみることができます。
要するに利益確定として出てくる売り物は短期筋が中心でさほど売り圧力とはならないでしょう。
これで投資家心理が改善に向かい、売り方もむやみやたらに空売りを入れることを控えてくれればいいのですが、コロナショックで味をしめた成功体験からはなかなか抜け切れないはずです。
売り方には売り方の事情があるものです。
今後はファンダメンタル悪化(IMF世界経済見通しでは▲3.0%成長など)を理由に、新規売り⇒踏み上げ⇒ロスカットの連鎖でコロナショック真っただ中での買い方の不用意なナンピン買いと同じプロセスを辿る可能性もあります。
この先は2019年の9月以降の上昇パターンを思い起こせば、売り方の買戻しだけで株価が真空地帯を駆け上がることも考えられますので、大いに期待しておきたいところでしょう。
では、一方の買い方からすれば、まだ疑心暗鬼で暴騰する銘柄にはなかなか付いていくことが難しい。
お気持ちは分かります。
ですが、ここは2018年のブラッククリスマス直後に買い向かった人は早々と資産を回復させることができた事実を思い出してほしいところです。
たしかにまだ日本政府は思い切った財政出動に踏み切れていない、緊縮財政の呪縛から逃れられてはいません。
食糧などはともかくインフレの萌芽はまだわずかな動きです。
しかしマーケットは株式のリスクをとり始めています。
マザーズやJASDAQ、東証2部など中小型株の指数はそれぞれ日経平均やTOPIXを追い抜き、戻り高値を更新しているのが現実です。
市場が求めているのはリスクをとれる投資家なのかどうか、ウォンテッドリー(3991)、エスユーエス(6554)、エル・ティー・エス(6560)、富士ソフトサービスビューロ(6188)など人材やRPAなどかつてのテーマ株・グロース株はまだまだ放置されています。
Gunosy(6047)やアイル(3854)といった高バリュエーション銘柄も見直し買いを待っています。
そうした意味でも今回の【春の資産アップ銘柄】はこうした買い方の事情をふまえ、【無理やりにでも背中を押してほしい方向け】と言えるかもしれませんね。
≪あすなろ単発スポット銘柄の動向≫
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【 相 場 の 格 言 】
『人が冷静さを失っているとき、あなたが冷静さを失わなければ、
あなたは富を築くことができる。』
(マーク・リッチー)
『最高のトレーダーは多くの独特な考え方をしている。
彼らはその一つとして、恐れずにトレードを実行し、また同時に軽率なトレードと恐怖心によるミスを防ぐ心構えを習得している』
(「ゾーン 相場心理学入門」より)
それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日ご紹介した銘柄】
ウォンテッドリー(3991)
エスユーエス(6554)
エル・ティー・エス(6560)
富士ソフトサービスビューロ(6188)
Gunosy(6047)
アイル(3854)
執筆者:加藤あきら
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